【地震予知・前兆現象】地磁気の変動~「今回はM4クラス、最大でもM5前半の地震になる可能性」&本州付近の大規模地震の前兆~(2月14日)[No.0671]
地磁気の異常と地震との関連性
地磁気とは地球の磁気のことで、時々磁場が大きく乱れること(磁場異常)があり、地磁気のグラフにも異常が現れます。
太陽から放出された荷電粒子による磁気嵐によるものと、地震を引き起こす断層由来の磁場異常があります。
東日本大震災(M9.0)が発生する10日前に、地磁気のグラフが激しく乱れていました。
「今回はM4クラス、最大でもM5前半の地震になる可能性」&本州付近の大規模地震の前兆(2月14日)
投稿者:あおぞらさん
投稿日:2月13日(月)、1月31日(火)
レオさん、こんにちは。あおぞらです。K indexですが、少し高めになっていたものが収まりつつあります。
今回はM4クラス、最大でもM5前半の地震になる可能性が高いですが、遠隔地の場合はそうはいかないかもしれません。
Minor storm以上が立っていませんので、法則発動とまでは行きませんが、一応念のため十分注意をお願いします。
本州付近の大規模地震の前兆
Yamatakeさんの投稿を受けてなんですが、私からちょっと自慢話?をさせてください。
【予知・予言】災害予測の専門家「2023年1月末から2月にかけて、スーパー南海地震の懸念がある」「阪神・淡路大震災も同じパターンで起きましたが、M8.5以上の巨大地震になる可能性」~
昨年からこちらのサイトでK indexと大規模地震の関連性の検証を重ねて来ましたが、それによれば、本州付近の大規模地震の前には、多くの場合でK indexにMinor storm以上の前兆が現れているんです。
以下に例を挙げます。
2022年1月8日~20日
Minor storm 1本
↓
2022年1月22日 日向灘 M6.6 (震度5強)
2022年3月14日~16日
Major storm1本、Minor storm3本
↓
2022年3月16日 福島県沖 M7.4(震度6強)
2022年3月18日 岩手県沖 M5.9(震度5強)
2022年4月15日
Minor storm2本
↓
2022年4月19日 福島県中通り M5.4(震度5弱)
2022年9月3日~14日
Minor storm5本
↓
2022年9月18日 台湾 M7.2
2022年9月18日 沖縄本島北西沖 M6.1
2022年11月4日~7日
Minor storm3本
↓
2022年11月9日 茨城県南部 M4.9(震度5強)
このように、かなりの規模の地震の前にはK indexにMinor stormが立つ等何かしらの反応を見せていることが分かります。
特にM6後半やM7クラスだとほとんど毎回反応しています。
つまり、高橋先生やYamatakeさんのおっしゃるようなM8.5レベルになるなら、K indexにはMinor stormが最低1本は立っているでしょう。
今後、特に2月中はK indexが何かしらの反応を見せてきたら、我々は備えなければならないということです。
K indexに何かしら反応が出てきているのを見つけ次第こちらに情報出します。
なので、その時までは慌てなくても大丈夫です!
いつもご報告ありがとうございます。
今回の異常はアクティブが2本ということで、それほど強い異常ではないことから、あおぞらさんが予測なさっているように規模はM4クラス、上振れしてM5前半あたりになる可能性が高そうでうす。
そして、大地震の前兆として現れる地磁気異常についてですがが、流石あおぞらさん、『※地磁気異常の法則』を見つけた方だけあって、M6~M7クラスの大規模地震が発生する時には、高確率でマイナーストームに達する異常が現れるようです。
※地磁気異常の収束から10日以内にM5以上の強い地震が発生。
茨城県で観測されている地磁気のデータなので、震源地が近い地震ほど、K indexの値(異常)も大きくなる傾向もあるようです。
茨城のお隣、福島県でM7.4 震度6強の大地震が発生した時には数日前にメジャーストームが出現していました。
もちろん、ピンポイントで震源地を予測することは出来ないのですが、地磁気異常が強ければ強いほど、危険度の高い地震が発生すると受け止めて間違いないと思います。
引き続き、地磁気の異常を注視していきます。
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