[噴火情報]霧島連山の硫黄山で噴火が始まる(5月1日更新)
2018/05/01
4月19日午後3時39分、宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島連山・硫黄山で噴火が始まりました。
周辺地域にお住まいの方は十分に警戒をしてください。
3月6日には同じく霧島連山の新燃岳で爆発的噴火が発生し、現在も噴火が続いてます。硫黄山から新燃岳までは約5kmほどの距離です。
噴火警戒レベル3から2に(5月1日) NEW!
先月噴火し、噴火警戒レベル3の「入山規制」が続いていた霧島連山のえびの高原・硫黄山について、気象庁は5月1日午後2時に警戒レベルを3から2の「火口周辺規制」に引き下げました。
えびの高原・硫黄山では先月19日午後、噴火が発生し、気象庁は噴火警戒レベルを2から3の「入山規制」に引き上げました。
噴煙は最高で500メートルの高さまで上がり、連続噴火は翌日まで続きました。そのあと、先月26日には硫黄山の火口中心からおよそ500メートル西に離れた場所で2度目の噴火が起きていました。
現在、硫黄山は噴気は上がっているものの、噴火自体は収まっているとのことで警戒レベルが1つ引き下げられましたが、同じ霧島連山にある新燃岳は依然として警戒レベル3のままです。
硫黄山の噴火停止が一時的なものなのかどうかは分かりませんが、噴火の原因となっているフィリピン海プレートの地殻変動は続いています。
プレート境界にある西表島やトカラ列島では地震が続いており、南海トラフ大地震の引き金となり得る日向灘でも地震が起きるなど、地震活動には要注意といった状況です。
[5月1日の更新はここまで ですっ!]
6日ぶりに硫黄山が噴火
霧島連山のえびの高原・硫黄山周辺で、26日夕方、6日ぶりに噴火が発生しました。
気象台によりますと、26日午後6時15分ごろ、硫黄山周辺で噴火が発生し、極めて少量の噴煙が火口から200メートルの高さまで上がりました。硫黄山の噴火は6日ぶりです。
今回の噴火は今月20日以降、活発な噴気活動をしていた県道1号沿いの噴気孔で発生したもので、従来、想定されていた火口の外側です。
硫黄山の噴火警戒レベルは、「3」の「入山規制」が継続中で、気象庁は火口から概ね2キロの範囲では、噴火に伴う大きな噴石と火砕流に警戒を呼びかけています。
想定されていた火口よりも外側での噴火が発生しました。依然として霧島連山では火山活動が活発です。
同時に、噴火の原因となっているフィリピン海プレートの地殻変動も活発となっていることが推測されるので、プレートの境界である南海トラフへの影響も気がかりです。
硫黄山の周辺では、大きな噴石と火砕流に警戒とのことなのでなるだけ近づかないにようにしてください。
連続噴火が停止 噴気は続く
宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島連山の硫黄山について、気象庁は20日朝、連続噴火が停止したと発表しました。
ただ、活発な噴気活動は続いていて、噴火警戒レベル「3」を継続し、警戒を呼びかけています。
19日、250年ぶりに噴火した霧島連山の硫黄山について、気象庁は20日午前6時半に連続噴火が停止したと発表しました。
ただし、20日も火山性微動が1回確認されたほか、噴気に伴う振動が続いています。
250年ぶりに噴火を起こした硫黄山ですが、現在は噴火が止まっているとのことです。
すぐ近くの新燃岳も噴火や停止を繰り返しているので、引き続き警戒は必要だと思われます。
霧島連山で噴火が起こると、数日~数ヶ月以内に日本のどこかで大地震が起こるという霧島連山の法則もあるので要注意です。
硫黄山 噴火警戒レベル3に引き上げ 噴石も飛散
霧島連山のえびの高原・硫黄山で19日午後3時39分に噴火が発生しました。少量の噴煙が火口からおよそ200メートルの高さに上がったということです。
気象庁は午後3時55分に硫黄山の噴火警戒レベルを2から3の「入山規制」に引き上げました。
硫黄山では午後3時39分ごろ噴火が発生しました。この噴火に伴い硫黄山の火口周辺で噴石の飛散を確認しました。
気象庁では今後さらに火山活動が活発になる可能性があるとして、火口からおおむね2キロの範囲で噴火に伴う、弾道を描いて飛ぶ大きな噴石と火砕流に警戒を呼びかけています。
えびの高原牧園線で全面通行止め
硫黄山の噴火警戒レベルが3に引き上げられ、入山規制が1キロから2キロに拡大されたことに伴い、鹿児島県は午後4時10分、県道小林えびの高原牧園線新床展望所から宮崎県境にかけてを全面通行止めとしました。
菅官房長官が会見
硫黄山の噴火について菅官房長官が会見を行い、官邸危機管理センターに情報連絡室を設置して情報収集にあたっているとし、現在のところ人的被害の報告は入っていないということです。
新しい情報が入り次第更新します。
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