[海外ニュース]ニュージーランドで巨大な地割れが一晩のうちに突如出現～一体、何が始まろうとしているのか？～
不思議探偵社でもご紹介しているのでご存知の方も多いと思いますが、ニュージーランドで大地震が起こると、間もなくして日本でも大きな地震が起きているというニュージーランドの法則。
そのニュージーランドで、たった一晩のうちに超巨大な地割れが発生するという奇妙な出来事がありました。一体何が始まろうとしているのでしょうか……？
長さ200mの巨大な地割れ 牧場に突如出現
ニュージーランド北島（North Island）の牧場に長さ200メートル、深さ20メートルの巨大な地割れが現れ、同国の火山学者らが注目している。
豪雨の後に地割れが現われたのは北島の町ロトルア（Rotorua）近郊の牧場。
穴の深さは2階建てバス4台分、長さはサッカーフィールド約2面分に相当する。
陥没によって6万年前の火山の噴出物の堆積層が露出した。
専門家らは地下の石灰岩が長い間、雨によって溶けて、最終的に地面が崩壊した結果、陥没穴ができたとみている。
火山学者のブラッド・スコット（Brad Scott）氏は「まさに壮観だ。通常目にするものよりもずっと大きい」と述べた。
スコット氏によると、この牧場周辺は長い間活動がみられない火山のクレーター部分にあたるという。
「底に見えるものは、このクレーターから噴出した6万年前の火山性堆積物だ」と同氏は現地テレビ局に語った。
牧場関係者によると地割れは先週、一晩のうちに突然現れ、早朝、牛の世話をしていた従業員の1人が発見した。
写真に写っている人と比べてもその巨大さがよく分かります。たったの一晩でこれだけ巨大な地割れが発生するというのは実に奇妙です。
専門家の方の考察では「陥没穴」ということですが、これはちょっと間違った推測ではないかと思うのです。
地割れの両端を拡大してみます。
両端の形がほとんど一緒です。
ということは、これは地面が左右に裂けたと考えられると思います。
もし陥没であれば、非対称になるはずです。一部分だけであれば、たまたま同じ形になった可能性もありますが、写真(ニュース記事内)を見る限りずっと先までほとんど同じ形です。
なので、陥没ではなく左右に引き裂けたと考える方が自然ではないでしょうか。
一体なぜ、地面が引き裂けたのか？
なんとなくの推測になります(笑)が、ニュージーランドは2つのプレートがぶつかっている境界の真上にあります。
ニュージーランド[画像:防災地理調査より]
オーストラリアプレートと太平洋プレートの境界にあり、ニュージーランドの地殻には相当な歪みが蓄積されているのではないかと思います。
その歪みが地表にも作用して、今回のような地割れが発生したのではないかとボクは推測します。
現在、日本列島ではフィリピン海プレートと太平洋プレートの地殻変動による地震や噴火が相次いでいますが、日本だけでなく世界規模で地殻変動に異変が起きていると言えるのかも知れません。
ニュージーランドで大地震が起こると、日本でも大きな地震が起きるというニュージーランドの法則を考えると、近いうちに日本でも似たようなことが起きる可能性があるかも知れません。
そして、この世界規模での地殻変動の異変はもしかしたら、地球の地磁気逆転(ポールシフト)が関係しているのではないかという考えが浮かびました。
現在、地球の磁場は急激に弱くなっており、近いうちにポールシフトが起こると予想されています。
地球の磁場を作り出しているのは、地球内部のマントルが起因していると考えられており、そのマントルの上にあるプレートにも影響が及んでいるのではないかと思うのです。
これらはあくまでボクの推測ですが、ボクたちが暮らすこの地球は常に変化し続けていることは間違いありません。
この先、ボクたちはもっと驚くような変化を目の当たりにするかも知れませんが、その度に人間とはいかにちっぽけな存在かということに気づかされるのかも知れません。
でも、ちっぽけな存在なりに毎日を大切に生きていきたいものですネっ！
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