[気象庁]南海トラフ巨大地震の前兆現象をとらえるために監視エリアを拡大へ
南海トラフの前兆監視へ 近畿や四国までエリアを拡大
南海トラフ地震の前兆となり得る地下のプレート(岩板)境界の異常な「滑り」をとらえるため、気象庁は今年度から観測態勢の強化に乗り出す。
現在は想定震源域の東側だけで実施している常時監視の対象を、西側の近畿や四国まで拡大するための調査を始める。
駿河湾から四国沖に延びる南海トラフでは、海側のプレートが陸側プレートの下に年間数センチずつ沈み込み、両者の境界では、ひずみがたまっている。
ひずみが限界に達して一気に解放される際に地震が発生するが、その前に、境界付近の岩盤が徐々に滑り始める可能性が指摘されている。
一刻も早く、監視エリアの拡大が望まれます。
すでに本日(4月4日)、南海トラフ巨大地震の想定震源域で地震が発生しています。
気象庁はこれからエリア拡大のための調査を開始するようですが、間に合わなければ全く意味を成さないので、一日でも早く監視システムを南海トラフの想定震源域に設置して頂きたいと思います。
そして、巨大地震の前兆現象の一つである「プレートのすべり」を検知したら、即時発表をして警戒や地震発生前の自主避難を積極的に呼びかけて欲しいと切に願います。
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