【地震予知・前兆現象】30日連続でTECに強烈な異常が出現&ROTI(電子密度擾乱指数)にも異常が続く&ロック損失率にも異常が出現(4月25日)[No.0705]
目次
東日本大震災(M9.0)の前にTEC(電離層の全電子数)に現れていた異常
本震直前に電離圏電子数の異常増加現象
地球の上空には電離圏と呼ばれる電子が広がる層が存在し、衛星通信にしばしば遅延や測定誤差をもたらす要因となっています。
電離圏は地震や火山、太陽フレアなどの自然現象やミサイル発射などの人為的事象によって影響を受けます。
電離圏電子数の観察によるマグニチュード8以上の巨大地震発生前の異常検出は、2011年東北地方太平洋沖地震の本震直前に電離圏電子数の異常増加現象が発見されて以降、注目され研究されてきました。
京都大学
30日連続でTECに強烈な異常が出現&ROTIにも異常が続く&ロック損失率にも異常が出現(4月25日)
18日から23日にかけてもTEC(Total Electron Content=電離層の全電子数)に強烈な異常(スケールの変更によって緑色以上)が連日出現しています。
・18日のTECです
・19日のTECです
・20日のTECです
・21日のTECです
・22日のTECです
投稿者:ひーしゃんさん
投稿日:4月23日(日)
いつも興味津々みさせてもらってます。この前からTECの赤さが全体から南の方に長時間に変わったような気がします。
地震の場所も変わったような気がします。
ROTIは時々赤くなります。
石川県やっぱりぎったんばったんしました。『※ぎったんばったんの法則』
※北陸地方が揺れると、その後に東北地方で地震が発生し、東北地方が揺れると、その後に北陸地方で地震が発生するという法則。
投稿者:親指サムさん
投稿日:4月23日(日)
リアルタイムデータですが、珍しくロック損失率の所に少しだけ赤いのが出ましたね。23時ごろ。
速報値なので微妙ですが。。。また、ROTIが概ね水色〜緑色傾向なのが気になります。
これで、一連の異常が始まった2022年2月11日から現在までの間に異常が現れた回数は計421回となります。
そして、日本列島全域に強烈な異常(スケールの変更によって緑色以上)が出現しているので『※TECの法則』発動です。
※日本列島全体が緑色以上(黄、オレンジ、赤)で表示されると、数日以内に日本のどこかでM5~の強い地震が発生するという法則。
法則発動回数は計188回目ということになります。
24日(月)は異常は出現しているものの、ひさしぶりに強烈な異常レベル(30)には達していないエリアがあります。
これで、強烈な異常の連続出現日数は30で一旦途切れたことになりますが、親指サムさんからのご投稿にあるように、ROTI(電子密度擾乱指数)に異常が出ているだけでなく、ここ最近になって、全体的に青色表示だったものが緑色表示へと変わっている点が非常に気がかりです。
これが意味するところは、以前と比べて電離層の電子数の変動量が2倍以上になっている(赤表示は4倍以上)ということになりますので、1年2ヶ月以上に渡ってTECに続いている異常のことも考え合わせると、南海地震・東南海地震・東海地震の連動発生など、何か本当にとんでもない事が起こる前兆なのではないかと思えてなりません。
一方で、3月に世界のTECに出現していた異常は現在落ち着いている状況なので、やはり何か起こるとしたら日本国内、周辺海域ということになると思われます。
南海トラフ巨大地震や首都直下型地震などの震災級大地震も本当にいつ発生してもおかしくはないですから、常に警戒をしておく必要があります。
引き続き、TECの異常を注視していきます。
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