【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動~「十勝沖(M5.6)、与那国島近海(M5.5)より大きい地震が発生すると思われます」~(4月25日)[No.0509]
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
また、最近では2022年3月16日に発生した福島県沖地震(M7.3 震度6強)の数日前に、大気中のラドン濃度が急落していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
「十勝沖(M5.6)、与那国島近海(M5.5)より大きい地震が発生すると思われます」(4月25日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :4月24日(日)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値の報告です。
4月22日22時に50
4月23日00時に49
4月24日08時に42
2022/04/23 00:00測定値49
2022/04/24 08:00測定値42
32時間に7の変動量
2022年04月24日17時16分 M5.6 最大震度3 十勝沖
2022年04月24日19時24分 M5.5 最大震度2 与那国島近海
報告を上げる前に地震が2回も発生してしまいました。もう少し数値が下がりましたらこれより大きい地震が発生すると思われます。十分注意してください。
24日20時時点でラドン数値は42のままです。
参考までに去年ラドン数値が50まで上昇したあと11月29日に鳥島近海で起きる前のラドン推移のグラフを添付します。
また変化がありましたら報告します。
いつもご報告ありがとうございます。前回のご報告で、大気中のラドン濃度の数値が急速に上昇を続け、とうとう「50」に達したということで、さらに上昇をしていくのかなと思っていましたが、現在は少し下がったようです。
そして、下がり始めた途端に、joyallzeqさんも挙げられていますが、昨日(24日)にM5クラスの地震が2度発生しました。
昨年の11月にも「50」まで上がってから下落へと転じて、30~35くらいになってからM6.6の大規模地震が発生したということで、現在の状況はかなり似ているのかも知れません。となると、数値がさらに下がって30台になったら、危険シグナル点灯ということになりそうです。
これから掲載しますが、TEC(Total Electron Content=電離層の全電子数)に再び強烈な異常が出現しました。
やはり、しばらくの間は日本全国どこにいても、大地震の発生に備え、防災意識を最大レベルに高めておく必要があると思います。
[このページはここまで ですっ!]