【東日本大震災】2011年3月11日14時46分に東北沖でM9.0の巨大地震が発生~あれから10年が経ちました~
2011年3月11日14時46分18秒、宮城県の牡鹿半島(おしかはんとう)の東南東約130km、同県仙台市の東方沖70km付近を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震が発生。
この地震によって、宮城県で震度7、東北地方の多くの地域で震度6以上を記録し、南は九州の鹿児島から北は北海道まで日本全国各地が揺れました。
そして、巨大な津波が発生し、東北沿岸~関東沿岸にかけて甚大な被害が発生。
この地震による死者は15900人、重軽傷者は6000人超、行方不明者は2525人にのぼります。
また建物への被害も甚大で、全壊した家屋は12万戸以上におよびました。
巨大な津波によって、福島県にある「福島第一原子力発電所」で事故が発生し、広範囲に放射性物質が飛散しました。
そして、10年経った今現在も3万5000人以上が避難先での生活をよぎなくされています。
ボクたちは過去に起きてしまったことを変えることはできませんが、これから先、起きる可能性がある大震災に対して備えることはできます。
ボクたちは東日本大震災から多くのことを学びました。
学んだ教訓を、これから起こるであろう大震災に生かすことが、東日本大震災に遭遇したボクたちの使命だと言えます。
東日本大震災発生から現在までに、熊本地震(M7.3 最大震度7)、大阪府北部地震(M6.1 最大震度6弱)、北海道胆振東部地震(M6.7 最大震度7)、福島沖地震(M7.3 震度6強)といった大地震が発生しています。
そして今現在、東日本大震災の震源となった東北沖エリアをはじめ、全国各地で地震活動が活発化しており、地震の前兆と思われる現象も多発しています。
また、発生が近いと言われている南海トラフ巨大地震は、約1700年という周期で巨大な地震となることが判明していて、前回巨大地震が起きたのが今からちょうど1700年ほど前なのです。
そして、M9を超える超巨大地震が2度発生する可能性も指摘されています。
内閣府のワーキンググループによると「南海トラフ巨大地震による犠牲者数は30万人を超える」と試算されており、これは東日本大震災の約20倍の規模ということになります。
ボクたちは、これから起こる大震災をただ恐れるのではなく、いかにして被害を最小に出来るかを考え、出来得るかぎりの備えをしておくことが大切です。
最後になりましたが、東日本大震災によって犠牲になられた方々のご冥福を祈るとともに、大切なご家族やご友人を失ってしまった方々の心が癒えるよう、未だに避難生活を余儀なくされている方々が1日でも早く安心した日常を送れるように心から願っています。
2021年3月11日
不思議探偵社 レオ
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