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【不思議体験記】みなさんからの投稿~幽体離脱をした時の話~(2月24日)[No.0131]
2020/02/28
幽体離脱をした時の話
投稿者:Mさん
投稿日:2月21日(金)
私自身の幽体離脱体験ですが、それは小学校3年生の夏の出来事で、おそらく夏休み期間中だったと思います。
私はその日、いつものように9時ごろ布団に入り、いつもと変わらず普通に就寝しました。
すると、夜中に急に息苦しくなって目が覚めて、意識はあるのに体も動かせず「ウーン、ウーン…」としばらく唸ってたところ、感覚としては金縛りになった事のある方ならご存知かと思いますが、金縛りになる前のあの感じに似ていました。
すると突然、自分の体がゼリーかなんかの型だとすると、ゼリーが型から少し引っかかるようにズルンッて抜け落ちるかのような、あんな感じで、自分がゼリーかなんかのように何かから抜けた感覚と、そして次の瞬間には一気に急に軽くなって、天井の辺りまでシューッと一気に昇ってしまいました。
例えていうならヘリウムガスの風船?シューッと一気に天井付近まで昇ってしまい、本当に何とも言えない体の軽さと開放感で、無重力状態って経験した事はありませんが、無重力状態ってこんな感覚なんでしょうか…
すごく軽いし、開放されたような気分で嬉しくなって幸せというのも変ですけど、幸福感すら感じて、そのまま上に上にどんどん昇って飛んで行ってしまいたい気分でした。
だけど、ふと下を見ると布団に横たわってる自分が見え、見た瞬間にとっさに(本能的に?)、「戻らなくちゃ!」と。
さっきまでの解放感と幸福感はどこへやら、戻るために力を入れようとしたりして「フンッ!フンッ!」と上空でしばらく格闘してる内にス−−−ッ…っと戻れて、その後は安堵感とともに眠りについてスヤスヤ朝まで眠ってしまいました。
当時はまだオカルトにまったく興味はなく、オカルト本の類いやTVの心霊特番などもまったく見た事がなかったため、それが『幽体離脱』だと知ったのはもっと大きくなって、ずいぶん後になってからでした。
原因はわかりませんが、もしかしたら母が冷房嫌いで冷え症のため真夏なのに扇風機のみで、それもタイマーで夜中には切ってしまってたので、当時は今ほど猛暑ではないながら、母と違って暑がりで汗っかきだった私は寝ている間に脱水かなんかで一瞬ちょっとの間だけ仮死状態にでもなってしまってたのかも知れません。
それとは別の日にその部屋で寝ていたら違う怪奇現象に襲われた事もあったので、もしかしたら部屋に何かいたのかも知れませんが…。
ただ、死んで魂だけになると、あんなにも軽く解放されたような幸福感でどこまでも高く昇って飛んでけるような、あんな気分を味わえるなら悪くない気もします。
だけど家族と離れたくないし、まだまだやりたい事も欲しい物も沢山あるから死にたいとは少しも思いませんが…。可能であれば永遠に不老不死でいたいくらいですので。
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