【地震の前兆現象】東北地方(宮城県)に気がかりな地震雲が出現~鳥取中部地震(M6.6 最大震度6弱)の時と同じタイプ~(5月26日)
地震雲が発生する仕組み
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波というのは雲を形成するので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測はできます。
地震雲の種類についてはこちらをご覧ください。
宮城県に気がかりな地震雲が出現(5月26日)
投稿者 :たかぞさん
日 時 :2024年5月14日
場 所 :宮城県
コメント:2011年4月7日の昼間もこういう雲を見て夜中に地震、その後も何度かそういうことがありました。
ここ最近、オーロラとか太陽フレアとか言われているのですが、今回も以前見たような断層型地震雲かな見えています。
宮城県大崎市から東の方向です。
南北に見える空全体がこんな感じで空と雲が別れていました。
地震来るか来ないか分からないけど、今日は仕事終わったら食料や備蓄品を買い足そうかなと思います。
これは、たかぞさんがおっしゃっているように「断層形(だんそうがた)地震雲」だと思われます。
このタイプは大規模な雨雲と似ているので、出現時の天気をチェックする必要があります。
そして、出現日の5月14日の宮城県の天気を確認したところ一日中晴れとなっており、翌日15日も晴れでした。
ですので、これは断層形地震雲である可能性が高そうです。
このタイプは、2016年10月に発生した鳥取中部地震(M6.6 最大震度6弱)の前にも出現していました。
宮城から東方向となると、東日本大震災(M9.0)の震源となった海域の方角です。
5月中旬からXクラスの巨大太陽フレアが連発している件もありますので、大地震への警戒レベルを上げて、防災意識はしっかりと高めておいてください。
引き続き、全国各地の前兆現象を注視していきます。
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