【気になる情報・前兆現象】九州(宮崎県)で気がかりな現象が発生~「外に出ると硫黄の匂い」「今までそのようなことは一度もありませんでした」~(11月15日)[No.0235]
宏観異常現象(地震の前兆現象)
地震の前兆現象を「宏観異常現象(こうかんいじょうげんしょう)」と呼ぶことがあります。
地震雲や地震発光現象、地鳴り、原因不明の異臭(焦げた臭い、ガス臭)、動物の異常行動、植物に現れる異変、といった電子機器異常、勝手に電源が点いたり消えたりする等の家電製品の誤作動、テレビやラジオにノイズが入ったり、携帯やWiFiなどの通信に障害が起こるなどの電波障害などが挙げられます。
地震雲が発生する仕組み
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波は雲を形成することがあるので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また、電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測は成り立ちます。
地震雲の種類、地震発生事例についてはこちらをご覧ください。
九州(宮崎県)で気がかりな現象が発生(11月15日)
投稿者:ももさん
発生日:11月14日17時
場 所:宮崎県 都城市
来客があり外に出ると硫黄の匂いがしました。
来客の方が硫黄の匂いがすると話されたので、私もマスクを外し確認するとしっかりと硫黄の匂いだとわかるほどでした。
今までそのようなことは一度もありませんでしたので、念のため報告しておきます。
ももさんだけでなく、来客の方も同じ匂いを感じ取っていたということは勘違いなどではなく、実際に硫黄臭が漂っていたのだと思われます。
これまでにも何度かお伝えしていますが、異臭も地震の前兆現象の一つで、大地震が起こる前に原因不明の「硫黄のような臭い」「ガスのような臭い」「焦げたような臭い」が発生することがあり、関東大震災(推定規模 M7.9)や阪神・淡路大震災(M7.3 最大震度7)が起こる前にも発生していました。
硫黄臭が発生していたのは昨日(14日)夕方頃だったようですが、本日(15日)早朝に宮崎県のお隣、鹿児島で立て続けに地震が発生しました。
先週にお伝えしたように、日本の各地で観測されている地磁気に非常に大きな異常が出現したのですが、中でも特に大きな振れ幅となっていたのが、鹿児島(鹿屋)で観測されている地磁気でした。
硫黄臭の発生も考え合わせると、九州南部でかなりの規模の地震が発生するのかも知れません。
また、鹿児島には非常に活発な活火山である桜島があるので、桜島が大噴火を起こす前兆ということも考えられそうです。早朝に地震があった鹿児島湾に桜島があります。
兎にも角にも、鹿児島や宮崎にお住まいの方は大地震や大噴火の発生に要警戒です。
ももさん、もしまた硫黄臭がしたら即ご報告をお願いいたします。
何事もないようにと願うばかりです。
引き続き、全国各地の前兆現象および地震活動を注視していきます。
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