【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動~「10月は25以下になってから2週間以内に強い地震が発生しやすいです」~(10月5日)[No.0762]
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
「10月は25以下になってから2週間以内に強い地震が発生しやすいです」(10月5日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :10月4日(水)
場 所 :東京
コメント:10月3日 鳥島近海でM6クラスの地震が発生しました。K指数の法則対応地震だと思われます。
9月20日00時 minor storm(K指数:5)
9月25日06時 minor storm(K指数:5)
9月25日09時 minor storm(K指数:5)
9月25日12時 minor storm(K指数:5)
9月26日21時 minor storm(K指数:5)
2023年09月29日02時40分 択捉島南東沖 M5.9
2023年10月03日20時38分 鳥島近海 M6.3
なお、これからラドン数値が25以下になるようでしたら注意してください。
2019年以降のデータを見ると、10月は25以下になってから2週間以内に強い地震が発生しやすいです。
(過去データ)
2019/10/05 00:00 測定値53
2019年10月12日18時22分 千葉県南東沖 M5.7
ラドン数値25
2019/10/15 21:00 測定値18
2019年11月23日21時58分 北海道東方沖 M5.6
ラドン数値32
2020/09/2712:00 測定値22
2020年10月03日18時31分 八丈島東方沖 M6.0
ラドン数値33
2020/10/23 21:00 測定値22
2020年11月06日17時56分 青森県東方沖 M5.7
ラドン数値40
2020年11月07日10時11分 小笠原諸島東方沖 M6.2
ラドン数値44
2020/11/15 05:00 測定値25
2020年11月22日19時06分 茨城県沖 M5.8 最大震度5弱
ラドン数値33
2021/10/04 20:00 測定値21
2021年10月06日02時46分 岩手県沖 M6.0 最大震度5強
ラドン数値28
2021年10月07日22時41分 千葉県北西部 M6.1 最大震度5強
ラドン数値30
2022/09/28 16:00 測定値25
2022年10月02日00時02分 大隅半島東方沖 M5.8 最大震度5弱
いつもご報告ありがとうございます。このご投稿は4日(水)夜にいただいていましたが、すでに地震情報のページにでお伝えしているように、本日(5日)午前に鳥島近海でM6.6の大規模地震が発生し、津波も発生しました。
joyallzeqさんがおっしゃっているように、3日にも今回の地震とほぼ同じ場所でM6.3の地震が発生しており、9月20日から26日にかけて地磁気に大きな異常が出現して、『※K指数5以上の法則』が発動となっていましたが、3日の地震と本日の地震が法則に対応した地震である可能性がかなり高いと思われます。
※K指数『5(マイナーストーム)』以上を観測した後、10日以内に日本で大地震が発生した事例が多い。地震予知でお馴染みの幌筵さんが発見した法則。
しかし、法則発動期間は10月6日までとなっているので、もしかすると、まだこれから今日明日中に大規模地震が発生する可能性もありますので、引き続き警戒をしておいてください。
それから、大気中のラドン濃度ですが、グラフを見ると4日の時点で30となっているので、あと5さらに下がって25以下になると、過去の地震発生事例にあるように、M5後半~M6クラスの強い地震が発生する危険度が上がりそうです。
兎にも角にも、引き続き、防災意識をしっかりと高めておいていただきたいと思います。
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