【地震予知・前兆現象】再びTECに異常が出現~「引き続き、防災意識を最大レベルに」~(9月13日)[No.0751]
スポンサーリンク
東日本大震災(M9.0)の前にTEC(電離層の全電子数)に現れていた異常
本震直前に電離圏電子数の異常増加現象
地球の上空には電離圏と呼ばれる電子が広がる層が存在し、衛星通信にしばしば遅延や測定誤差をもたらす要因となっています。
電離圏は地震や火山、太陽フレアなどの自然現象やミサイル発射などの人為的事象によって影響を受けます。
電離圏電子数の観察によるマグニチュード8以上の巨大地震発生前の異常検出は、2011年東北地方太平洋沖地震の本震直前に電離圏電子数の異常増加現象が発見されて以降、注目され研究されてきました。
京都大学
スポンサーリンク
再びTECに異常が出現(9月13日)
本日もTEC(電離層の全電子数)に異常が出現しています。
今年の2月に表示スケールの変更が行われて、現在は緑以上となった場合に異常が現れたと判断していますが、本日の異常も赤表示となっており、表示可能上限を振り切れるレベルの異常となっています。
そして、ROTI(電子密度擾乱指数)の方にも異常が出現しました。
昨年の2月からTECに異常が出現しているわけですが、最近はROTIにも頻繁に異常が現れていることが非常に気になっています。
これまでには見られなかった異常ですから、今まではなかったような地震が起こる前兆なのかも知れません。
兎にも角にも、TECだけでなく各データに異常が出現していますので、引き続き、防災意識を最大レベルに高めておいていただきたいと思います。
スポンサーリンク
[このページはここまで ですっ!]
スポンサーリンク