【怪談祭り2023】みなさんからの投稿~午前1時頃に見かけた男性~(7月21日)[No.011]
午前1時頃に見かけた男性
投稿者:ロックミシンさん
投稿日:7月20日(木)
21歳の夏の夜、バイトからの帰りが午前1時頃になってしまい、駅から当時住んでいたアパートまで10分程の距離を急いでチャリを走らせていました。
自宅までもうすぐの住宅街の道で前方にスーツ姿のサラリーマン風な男の人が居て、私と同じ進行方向で歩いていました。
普段あまりこの時間に帰ることないし、大きい駅から近いとはいえここにくるまで人とすれ違ったりしなかったので、あとつけられたりしたらヤダなと思い、爆速でチャリを漕いで抜かしました。
アパート着いて、チャリを駐輪場に停めて玄関に行こうとしたら……
駐輪場の小屋の脇に立ってたんです!
さっき抜かした男の人が‼︎
やばい!と思ってダッシュで玄関に入って鍵を閉めて、そのままベッドに倒れこんで寝ました。
部屋の場所を知られてピンポン鳴らされたらどうしようと思いましたが、気づいたら朝でその後も何もありませんでした。
で、つい最近までその体験は深夜変な人にあとをつけられたとずっと思ってたんですが、ふとあの時のあの男の人って生きてる人だったのかな…と疑問に思ったんです。
チャリで抜かして自宅まで100mくらいの距離を爆速で漕いだのに、チャリを留めている間に追いつくか?
ウサイン・ボルト並みに追いかけてきても、ぜいぜいと呼吸を乱すどころか静かに立っていたし……
そんなことを考えると、20年越しに寒いぼが立つ経験をしていたんだと思い、こちらに投稿させていただきました。
[この怪談は…ここまで……です…]