【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動～「ラドン数値の動きで気になることがありました」「念の為注意してください。」～(6月20日)[No.0719]
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
「ラドン数値の動きで気になることがありました」(6月20日)
投稿者 ：joyallzeqさん
投稿日 ：6月19日(月)
場 所 ：東京
コメント：今日はラドン数値の動きで気になることがありましたので報告しておきます。
ラドン数値の動きが長時間（１２時間以上）止まると強い地震が発生しやすい傾向にあるようです。
６月１５日１２時から３５時間動きなし（数値３４）
2023年06月17日09時26分 青森県東方沖 M5.7
2023年06月17日20時37分 オホーツク海南部 M5.8
２月２１日１６時から５０時間動きなし（数値２９）
2023年02月25日22時27分 釧路沖 M6.1 最大震度５弱
６月１８日１１時から数値３８で止まっています。
今回も強い地震が発生するかどうかわかりませんが、念の為注意してください。
いつもご報告ありがとうございます。まず先に、前回の変動(期間：6月7日～10日)の検証ですが、変動スピードが速くなり、ラドン数値が急上昇をしているとのことでした。
そして、ご投稿から約18時間後にM6クラスの強い地震が発生。
この地震の震源は北海道 浦河沖で規模はM6.2 震度5弱 震源の深さは140kmでした。
やはり、かなりの高確率でM6クラス以上の強い地震が発生する前に、大気中のラドン数値の変動に異常が現れるようです。
そして、今回のご投稿ですが、新たな発見かも知れないということで、まだ地震発生事例が少ないのでたまたまという可能性も十分に考えられますが、数値の変動が止まると強い地震が発生するかも知れないということですから、警戒はしておいた方が良さそうです。
引き続き、ラドン濃度の変動を注視していきます。
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