【不思議体験記】みなさんからの投稿~父が見ていた不思議な夢~「死後の世界」~(11月27日)[No.0414]
父が見ていた不思議な夢
投稿者:いちごまるさん
投稿日:11月23日(水)
先日、母をがんで亡くしました。病気が分かったのが半年前で、約5か月半の闘病でした。母の病気が分かり不安な中で見た、不思議な夢について書きます。
最初は解釈に悩んでいましたが、母の他界後、父が見ていた不思議な夢の内容を聞いて、合点がいったものです。
私が見た夢は、若い時の(父方の)祖母が出てきて「あなたの(母方の)お祖母ちゃんは悪魔よ」と言ったというものです。
祖母の年齢は30代位に見えましたが、当然そのような年の時には私はまだ生まれていないので、会ったことのない姿というのがまず奇妙でした。
でも、目元や顔の雰囲気から祖母だということはすぐに分かりました。
父方の祖母は、おっとりして穏やかな人だったので、自分からは血の繋がらない、しかし孫の私からは血の繋がっている人を悪く言うなんて、と目覚めた後に変な夢だなと思ったものです。
母の他界後、父が見ていた夢を聞きましたが、内容は以下のようなものでした。
夢の中で、父方の祖父母(父からすると両親)のお墓参りをし、母(妻)の病気が治るようにお祈りしていると、祖父が出てきて、「そっち(この世)のことはそっちでやれ。こっち(あの世)はこっちで忙しいんだ。」と言ったそうです。
次に祖母も出てきて、「私はもうRさん(母の名)と仲良くおしゃべりしているのよ。」とニコニコしながら言い、そんな祖母を、祖父は「忙しいのに困ったもんだ」というような目で見ていたそうです。
母は病気が分かって入院する前まで、母方の祖母(母からすると自身の母)の面倒を見ていましたが、週に3日、電車で片道1時間半の距離を通っていたので、肉体的にかなり大変でした。
また母方の祖母は元々気性が激しいタイプである上、90代で少し痴呆も入っており、介護中も母と言い争いをしたりして、精神的にも大変だったようです。
死期の近くなった人は、すでに亡くなっている身内の人が夢に出てきて、その人が穏やかに亡くなるのを助けるといった話を聞いたことがあります。
父と私の夢に出てきた父方の祖母も、そうだったのではないかと思っています。
母方の祖母は高齢ながら存命なので、父方の祖母が嫁である母を助けてくれていた、というのが私の解釈です。
母は行っていた介護が大変だったということを、夢の中のおしゃべりで愚痴り、それを聞いた父方の祖母が、母の病気を心配していた当時の私の様子を見るために夢に出てきたときに、ぽろっと言ってしまったのではないかと考えました。
死後の世界が存在するかは、科学的にはまだ分かっていませんし、ただの夢だと言えば確かにそうです。
でも私としては、死後の世界は確かに存在して、亡くなったご先祖達は、肉体的な手助けはできずとも、精神的にはいつも私たちのことをそっと助けてくれているような気がしました。
最後に、話に出てこない母方の祖父ですが、私たちの夢には出てきませんでしたが、母を助けてはくれていたのだと思います。
ただ、かなりマイペースでお気楽な人だったので、心配していた孫の様子を見に来るのは忘れたのでしょう(笑)。
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