【地震予知・前兆現象】地磁気の変動「K indexも大きな反応が出ています」＆強震モニタ「九州に気になるシグナル群」～(9月6日)[No.0588]
各データについて
地磁気
地磁気とは地球の磁気のことで、時々磁場が大きく乱れること(磁場異常)があり、地磁気のグラフにも異常が現れます。
太陽から放出された荷電粒子による磁気嵐によるものと、地震を引き起こす断層由来の磁場異常があります。
東日本大震災(M9.0)が発生する10日前に、地磁気のグラフが激しく乱れていました。
強震モニタ
東日本大震災(M9.0)発生時の強震モニタ(地表面)
強震モニタとは、防災科学研究所が日本全国に設置している地震計で観測したデータをリアルタイムで配信しているWebサービスのことです。
地表面(Surface)での振動と地中内部(Borehole)での振動をシグナルとして表示しています。
赤色のシグナルが最も強く、表示可能上限を超えている振動が発生している可能性も考えられるので、赤いシグナルが出現したら要警戒です。
また、地表面のシグナルは生活ノイズ(車や電車の走行、工場の振動、工事など)を拾っている場合もあるので、地震の前兆として発生することがある微振動などを確認するためには地中のシグナルを重点的に観察した方が良いと思われます。
地磁気の変動「K indexも大きな反応が出ています」＆強震モニタ「九州に気になるシグナル群」」(9月6日)
投稿者：Kさん
投稿日：9月5日(月)
強震モニターを地中で眺めています。時折、緑が1箇所2箇所出る程度で普段はほとんど反応がありません。
先日の千葉と23区震源の地震の頃あたりから、北海道から九州まで全国的にポツポツとかなり反応が多く、皆様の投稿からもどこで起きてもおかしくないんだろうなぁと眺めていました。
先程見たところ、九州付近がとても賑やかな反応となっており、台風の影響なのかもしれませんが、地中がこれだけ動いているというのは見たことがありません。
TECマップでも西日本方面の強い反応が続いているようですし、K indexも大きな反応が出ています。
全国的にどこで起きてもおかしくないと思いますが、心構えや備えが大難を少しでも小難にできますように願っております。
まず先に強震モニタの方ですが、これは地表ではなく地中のシグナルなので、台風の影響が現れたものではないと思われます。
もし、地表のシグナルでしたら強風の影響を受ける可能性もありそうですが、おそらくこれは台風とは関係がないのではないかと思います。
となると、次に考えられるのが、実際に地震が発生していたという可能性ですが、昨日(5日)14時頃には地震は発生していない模様です。
ちょうど2週間前に、非常に優れた体感体感をお持ちのバシさんが九州での地震(M5後半から最大でM7相当の地震)を感じ取られていましたが、その後、九州内陸および周辺海域で地震が相次いで発生しており、バシさんの予知が現実化するかのような状況となっています。
もしかすると、このシグナル群は無感地震(震度1以下)をとらえたものだったのかも知れません。
そして、地磁気の異常ですが、3～4日にかけてマイナーストームが4本も出現していることが確認できます。
そして、アクティブはトータルで6本となっており、ここ最近では異常が最も強く現れています。
あおぞらさんが発見した法則では、異常が収束した後に強い地震が発生するので、今後の地磁気の変動を注視していきたいと思います。
兎にも角にも、特に九州にお住まいの方は、今のうちに地震への備えを万全にして、いつも以上に防災意識をしっかりと高めておいていただきたいと思います。
引き続き、各データを注視していきます。
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