【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動～「21まで下がりました」「変動速度も上がっている」「次の満月に向かって強い地震があるかもしれません」～(6月10日)[No.0540]
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
また、最近では2022年3月16日に発生した福島県沖地震(M7.3 震度6強)の数日前に、大気中のラドン濃度が急落していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
「21まで下がりました」「変動速度も上がっている」(6月10日)
投稿者 ：joyallzeqさん
投稿日 ：6月10日(金)
場 所 ：東京
コメント：ラドン数値の報告です。
５月１９日１２時に１７
５月２０日０５時に２２
５月２１日０３時に２９
2022年05月22日 12時24分 茨城県沖 M5.8 最大震度5弱
５月２７日０５時に２５
５月２８日１４時に１８
６月０３日１０時に２２
2022年06月03日 16時03分 沖縄本島北西沖 M5.9 最大震度2
６月０７日０７時に２９
６月０８日０６時に２８
2022年06月07日 10時58分 石垣島北西沖 M5.2 最大震度2
６月１０日０２時に２２
2022年06月10日 11時14分 浦河沖 M4.8 最大震度3
６月１０日１５時に２１
2022/06/03 10:00 測定値２２
2022/06/07 07:00 測定値２９
９３時間に７の変動量
2022/06/07 07:00 測定値２９
2022/06/10 02:00 測定値２２
６７時間に７の変動量
2022/06/08 06:00 測定値２８
2022/06/10 02:00 測定値２１
４４時間に７の変動量
数値は２１まで下がりました。
６月３日に２２まで下がったときは同日にM5.9の地震が発生しています。このときは３３時間に７の変動量が６日前に観測されています。
浦河沖が揺れましたが、その後も数値が下がっています。変動速度も上がっているので、次の満月に向かって強い地震があるかもしれません。注意してください。
また変化がありましたら報告します。
いつもご報告ありがとうございます。1週間前の変動に比べて、確かに変動速度が上がっていて、倍以上のスピードで変動しているようです。
前回のご報告では、かなり緩やかな変動となっているということで、地震の発生は少し先になりそうな感じでしたが、joyallzeqさんがおっしゃっている次の満月(6月14日)辺りまでに、M6前後の強い地震が発生する可能性が高まっているのかも知れません。
そして本日(10日)、TEC(Total Electron Content=電離層の全電子数)に強烈な異常も現れました。
引き続き、日本全国どこにいても防災意識を高めて、大地震への備えは万全にしておいていただきたいと思います。
引き続き、大気中のラドン濃度の変動を注視していきます。
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