【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動~「与那国島近海でM6.6の地震が発生した後ラドン数値が急落しています」「直近揺れる可能性があります」~(5月10日)[No.0524]
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
また、最近では2022年3月16日に発生した福島県沖地震(M7.3 震度6強)の数日前に、大気中のラドン濃度が急落していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
「与那国島近海でM6.6の地震が発生した後ラドン数値が急落しています」(5月10日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :5月10日(火)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値の報告です。
4月28日07時に29
4月29日05時に22
5月01日21時に22
2022年05月02日 M5.9 最大震度2 硫黄島近海
5月03日01時に29
5月03日02時に28
5月03日18時に22
2022年05月03日 M4.6 最大震度3 東京都多摩東部
5月04日02時に21
5月04日06時に22
5月05日16時に21
5月05日22時に22
2022年05月05日 M4.8 最大震度4 茨城県南部
5月06日10時に28
2022年05月06日 M5.4 最大震度2 沖縄本島北西沖
5月06日23時に29
2022年05月07日 M5.7 最大震度2 沖縄本島北西沖
5月07日14時に26
5月08日20時に33
5月09日06時に33
2022年05月09日 M6.6 最大震度3 与那国島近海
5月09日21時に26
2022/05/03 01:00 測定値29
2022/05/03 18:00 測定値22
17時間に7の変動量
2022/05/03 02:00 測定値28
2022/05/04 02:00 測定値21
24時間に7の変動量
2022/05/05 16:00 測定値21
2022/05/06 10:00 測定値28
18時間に7の変動量
2022/05/05 22:00 測定値22
2022/05/06 23:00 測定値29
24時間に7の変動量
2022/05/07 14:00 測定値26
2022/05/08 20:00 測定値33
30時間に7の変動量
2022/05/09 06:00 測定値33
2022/05/09 21:00 測定値26
15時間に7の変動量
与那国島近海でM6.6の地震が発生した後ラドン数値が急落しています。まだ与那国島近海以外で直近揺れる可能性があります。
上弦の月5月9日9時21分
また変化がありましたら報告します。
いつもご報告ありがとうございます。前回のご投稿(7日)で、「まもなく強く揺れる可能性が高い」と予測なさっていましたが、9日にM6後半の大規模地震が発生しました。
この地震の震源は与那国島近海で規模はM6.6 震源の深さは20kmでした。
昨年の5月1日にM6.6 震度5強の大規模地震が東北で発生しましたが、発生前の大気中のラドン濃度の変動と、今年の4月下旬頃からの変動がかなり似ているということで、今回もM6以上の強い地震が発生するのではないかと危惧していました。
幸い、大きな揺れにはならずに済んで安堵していましたが、この地震の後にも数値が急落しているとのことで、さらなる地震の発生が近いのかも知れません。
また、相変わらず、TEC(Total Electron Content=電離層の全電子数)においても異常が連日出現していますから、引き続き、日本全国どこにいても防災意識を最大レベルに高めておいていただきたいと思います。
引き続き、大気中のラドン濃度の変動を注視していきます。
[このページはここまで ですっ!]