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【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動~「数値が急落しています」「1週間以内M6クラスの地震に注意」~(5月5日)[No.0520]

2022/05/05

大気中のラドン濃度の変動と地震の関係

ラドン原子のイラスト

ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。

地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。

阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。

また、最近では2022年3月16日に発生した福島県沖地震(M7.3 震度6強)の数日前に、大気中のラドン濃度が急落していました。

必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。

 

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「数値が急落しています」「1週間以内M6クラスの地震に注意」(5月4日)

グラフのイメージイラスト

投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :
5月3日(火)、4日(水)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値の報告です。
4月28日07時に29
4月29日05時に22

2022年05月02日06時58分 M5.9 最大震度2 硫黄島近海

幸い思ったより大きくなりませんでした。

2022/05/01 21:00 測定値22
2022/05/03 01:00 測定値29
28時間に7の変動量

ラドン濃度のグラフ

何回か7の変動量が観測されればまた強く揺れると思われます。
また変化がありましたら報告します。

(追記)
ラドン数値の報告です。
2022/05/03 01:00 測定値29
2022/05/03 18:00 測定値22
17時間に7の変動量

1週間以内M6クラスの地震に注意。数値が急落しています。

早めに揺れる可能性あり。
また変化がありましたら報告致します。

(追記)
ラドン数値の報告です。
2022/05/03 02:00 測定値28
2022/05/04 02:00 測定値21
24時間に7の変動量

ラドン濃度のグラフ

去年のデータを見ると、21になってから(4月30日08時)26時間後、22になってから(4月30日15時)19時間後にM6.6の地震が発生しています。

2021年05月01日 10時27分 M6.6 最大震度5強 宮城県沖

去年と全く同じになることはないと思いますが、まもなく強く揺れる可能性が高いので注意。

また変化がありましたら報告します。

前回のご投稿(4月29日)で、昨年にM6クラスの大規模地震が発生した時とラドン濃度の変動が似たような状況となったので「そろそろ揺れます」ということでしたが、joyallzeqさんが挙げられているように、2日にM5.9の大きな地震が硫黄島近海で発生しました。

地震情報の画像

[画像:気象庁より]

予想していたM6クラスよりは若干小さく済み、また陸地からも遠かったことから大きな揺れとはならずに済みました。

しかし、この地震が発生後に、ラドン濃度が再び急落に転じたということで、昨年と同じようにM6クラスの大きな地震が発生するのかも知れません。

現在、TEC(Total Electron Content=電離層の全電子数)に強烈な異常が連日出現していますから、日本全国どこにいても防災意識を最大レベルに高めておく必要があります。

引き続き、大気中のラドン濃度の変動を注視していきます。

 

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