【地震予知・前兆現象】TECの異常は63日連続で一旦ストップ~しかし再び異常が出現~(4月16日)[No.0503]
TECの異常は63日連続で一旦ストップ(4月16日)
2月11日~4月13日にかけての約2ヶ月間に渡ってTEC(Total Electron Content=電離層の全電子数)に異常が出現していましたが、一旦、連続出現は途切れました。
14日は東北北部~北海道にかけては黄色の表示となっているので、『※TECの法則』発動にはカウントせず、これによって法則発動は17日連続(3月27日~4月12日)で一旦途切れたことになります。
※日本列島全体が赤く表示される(もしくは黒く表示され赤い点が出現する)と、数日以内に日本のどこかでM5~の強い地震が発生するという法則。
そして、本日(16日)のTECですが、再び異常が出現しています。
異常が現れているものの、主に南海トラフ~九州エリア~沖縄地方が赤く表示されており、東北~北海道にかけては通常の状態となっていますので、これまでのように日本列島全域に及ぶような強烈な異常にはなっていません。
この数日間だけを見れば、2ヶ月以上に渡って続いた異常が収束しつつあるように思えるのですが、安心して良いのかと言ったら、それはまだ時期尚早ではないかと思います。
2月から続いている異常は、東日本大震災(M9.0) が起こる前に出現していた異常を超えるレベルで、3月16日に東北地方でM7.3 震度6強の大地震が発生したものの、その後に、さらに異常の度合いが強くなって現在に至っています。
となると、東日本大震災と同規模になるかどうかは分かりませんが、かなりの規模の地震が発生する可能性が非常に高いのではないかと推測しています。
このまま何事もなく終息すればそれがベストですが、地磁気や大気中のラドン濃度の変動においても、異常が確認されていますので、引き続き、大地震の発生に備え、日本全国どこにいても防災意識を最大レベルに高めておいていただきたいと思います。
また、これから気温が上昇していきますので、「飲料水」の備蓄(少なくとも1週間分以上)は必ず行っておいてください。
引き続き、TECを注視していきます。
[このページはここまで ですっ!]