【地震予知・前兆現象】地磁気の変動「千葉と北海道の地磁気に強い異常」&強震モニタ「各地にシグナルが出現」(2月15日)[No.0430]
各データについて
地磁気
地磁気とは地球の磁気のことで、時々磁場が大きく乱れること(磁場異常)があり、地磁気のグラフにも異常が現れます。
太陽から放出された荷電粒子による磁気嵐によるものと、地震を引き起こす断層由来の磁場異常があります。
東日本大震災(M9.0)が発生する10日前に、地磁気のグラフが激しく乱れていました。
強震モニタ
強震モニタとは、防災科学研究所が日本全国に設置している地震計で観測したデータをリアルタイムで配信しているWebサービスのことです。
地表面(Surface)での振動と地中内部(Borehole)での振動をシグナルとして表示しています。
赤色のシグナルが最も強く、表示可能上限を超えている振動が発生している可能性も考えられるので、赤いシグナルが出現したら要警戒です。
また、地表面のシグナルは生活ノイズ(車や電車の走行、工場の振動、工事など)を拾っている場合もあるので、地震の前兆として発生することがある微振動などを確認するためには地中のシグナルを重点的に観察した方が良いと思われます。
「千葉と北海道の地磁気に強い異常」&強震モニタ「各地にシグナルが出現」(2月15日)
投稿者 :こあらさん
投稿日 :2022年2月14日
場 所 :全国各地
コメント:各2/9、2/10、2/13と強震モニタ(地中最大変位)にてオレンジシグナルがそれぞれ異なる場所でありました。
桜島ってあの辺では…!?
あとは遅くなりましたが、各地磁気を送ります。
あおぞらさんが投稿されている、2/10のマイナーストームですが、柿岡地磁気でマイナーストームのため、北海道(女満別)地磁気は振れ幅が100あるので、それ以上だと思われます。
テレビでは関東の雪情報ばかり取り上げられますが、札幌の積雪が異常で、電車が3〜4日普通だったとか。他の豪雪地帯も大変だとおもうので、色々気をつけてください。
まず先に強震モニタですが、石川県(能登半島)、島根・鳥取・岡山の県境、そして、鹿児島(桜島の近く)に強いシグナル(オレンジ色)が確認できます。
そして、シグナルの出現から2日後の2月12日に能登半島で地震が発生しています。
シグナルが現れた場所と震源がほぼ同じ場所になっていますので、この地震の前兆として現れたシグナルだったものと思われます。
鹿児島のシグナルについては、桜島噴火の前兆という可能性もありそうです。
これまでに、強震モニタのシグナルに対応する地震は大きな規模はなかったと記憶していますので、それほど心配はいらないかとは思いますが、念のため、シグナルの周辺エリアにお住まいの方は気を付けていただければと思います。
そして、各地の地磁気ですが、千葉と北海道の地磁気に大きな振れ幅(100nT)が現れています。
そして、ここ最近の関東地方と北海道の地震発生回数(有感地震)は以前より明らかに増加していますので、今後の地震活動を注視していく必要があります。
何はともあれ、11日には『TECの法則』が発動し、その後も連日強烈な異常が現れていますし、大気中のラドン濃度の変動においてもM6以上の大きな地震の発生の可能性が高まっていますので、日本全国どこにいても防災意識を最大レベルに高めておくことが必要です。
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