【命の旅立ち】孫を助けたおじいちゃん～「はっきりと父がいる」～(9月18日)

レオさん大切な方とのお別れお悔やみ申し上げます。悲しみ癒えない中、レオさんからの体験談呼びかけに、多くの方が天国にいる方を思い出しているのではないでしょうか。日本中大勢の方が天国の方と繋がったのかも。

私も大切な人と犬と思い出し、あたたかい時間できました。レオさん感謝します。

私の体験談なのですが、私の父は私が19歳の時に亡くなりました。

それから数年、結婚をして、息子が産まれ、息子5歳になってすぐの夏休みに家族で富士登山をすることになりました。

富士登山当日、とても気持ちのいい遠くまで景色を見渡せるお天気でした。

登りはじめて暫くしてから、私の斜め後ろにはっきりと父がいるんです。私は心の中で父に、「見えてますよ〜」と呼びかけているのに、父は孫が心配で心配でならなくって、姿みえてる事もお構いなく、近くで孫を守ってくれてました。

息子は途中足を滑らせ2m位の高さから落ちて、バランスを崩し、その先の立ち入り禁止区域の崖の方に勢いが増して転がり続け、周りにいた登山客の方々ももう助からないだろうという空気感で、辺り一帯の時間が止まった様でした。

加速して転がって行く息子が立ち入り禁止のロープギリギリ出前でピタリと止まったんです。

そしてスっと立ち上がり何事も無かったかのように、転がって来た斜面を登ってきました。

周りにいた人たちは皆、息を止めていたのでしょうか、一気に息を吐いて「良かったですねー」ってお声を掛けてくれました。

不思議な事に息子は擦り傷もなく、もっと不思議なのは服が全然汚れてなく、後日あざなども無く無傷でした。

そんなこんなで、下山6合目あたりで父の姿は安心したのか見えなくなっていました。

無事、下山をして車に戻ったときに主人が「ずっと男の人がそばに居たね〜」って、主人にもしっかり父が見えていたようです。

因み、息子が斜面を転がっている時は父の姿は見えなかったです。

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