【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動~この3週間で24時間以内に7以上の変動が3回発生している&16日に発生した能登半島での地震(M5.2 震度5弱)は前震の可能性~(9月17日)[No.0357]
大気中のラドン濃度と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
この3週間で24時間以内に7以上の変動が3回発生している&16日に発生した能登半島での地震(M5.2 震度5弱)は前震の可能性(9月17日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :9月16日(木)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値の報告です。
8月6日11時 58
8月18日06時 18
8月に最高値58から最低値18まで大きく変動が観測され、8月25日から9月2日までにかなり大きい地震が発生すると予測しましたが、特に大きい地震は発生しませんでした。心配された方がいましたら、申し訳ありません。
9月14日に深発地震が発生していますが、これが対応だったとはちょっと考えにくいです。これにめげずにこれからもラドン数値の変動があれば報告していきますのでよろしくお願いします。
8月27日以降24時間以内に7以上の変動が観測されたのは、下記です。
8月29日00時から8月29日22時までの22時間に7の変動量(41→34)
9月1日18時から9月2日04時までの10時間に7の変動量(37→30)
9月15日15時から9月16日12時までの21時間に8の変動量(38→30)
これを書いている途中に石川県能登地方でM5.2 震度5弱の地震があったようです。
地震の深さが10キロと浅いので余震に注意したほうがいいですね。前震の可能性があります。
以上です。
8月のラドン数値の変動が、今年3月の状況に非常によく似ている(3月には宮城県沖でM7.2 震度5強の大規模地震が発生)ということから、9月2日くらいまでにM7クラスの地震が発生するのではないかと予測をなさっていましたが、幸いにして、M7を超える大規模な地震は日本では発生していません。
ラドン数値の変動による地震予測は、過去の変動状況と当時の地震発生歴を照らし合わせてのものとなりますので、100%の確率ではなく、前回のように予測通りの地震が発生しないことは当然起こり得ると言えます。
joyallzeqさん、予測通りにならなかったことに負い目をお感じになる必要は全くありませんし、これまでに何度も予測通りの地震が起きていますので、引き続き、ラドン数値に気がかりな変動が起きたらご報告をお願いいたします。
そして、今回の変動ですが、この3週間で24時間以内に7以上の変動が3回発生しているということになります。
4月下旬に22時間で7の変動が発生したことがありましたが、それから数日して東北沖でM6.6 震度5強の非常に強い地震が発生しています。今回は短期間のうちに同レベルの変動が3回起きているということで、非常に気がかりです。
念のため、関東エリアおよび東北エリアにお住まいの方は、いつも以上に防災意識を高めておいていただきたいと思います。
引き続き、ラドン数値を注視していきます。
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