【命の旅立ち】いつも優しく家族思いだった母~「見護っていてくれるのだと心強いです。そして嬉しいです」~(9月16日)
いつも優しく家族思いだった母
投稿者:海大好きさん
投稿日:9月7日(火)
改めて。いつも楽しく拝見させて頂いております。レオさん、辛かったですよね。まだまだ大変な時期と思います。でも少しずつ心の傷は癒えるものです。
私は2017年10月に母を亡くしました。私が若い頃ヤンチャだったため、かなり心労があったと思います。
しかし20歳を過ぎては落ちつき、就職もして、東京に私は住みました。若い頃より仲良くなって、離れて住んでいましたが、帰省した時は明け方までよく話していました。
8月です。父から電話が入りました。しかし、会議中だった為電話に出れずにいたら「母重体、すぐ戻れ」とメールがきました。慌てて電話をして、部下にあとは頼みすぐ実家近くの病院にいきました。
母は家で倒れ、父の発見が遅れて意識不明の時間が長くなってしまい、脳死判定になりました。そこから父と私で色々話し、延命をせず綺麗なままでいて欲しい。(延命治療になると喉や胃に穴をあけないといけない。)と、最終的にきめました。
私たちが母を殺すのかな、など父と泣きました。毎日病院にいき、話しかけたり、音楽をかけたり。ずっとしていましたが、ちょうど2ヶ月後亡くなりました。
脳死になってすぐは、「早く戻ってきて。おいてかないでよ!寂しいよー」って泣いていましたが、亡くなる数週間前から「ママありがとね。色々大変だったよね。」など私も心境の変化というより覚悟ができてきました。
いつも優しく家族思いだった母。最後の最後にお別れの時間をくれたんだと思います。
そして、入院して丁度2ヶ月。あと一日長く生きていたら、高額医療もおわり実費になるとこだったようです。「最後の最後まで家族を思ってくれたのかな。」と父と泣きながら話しました。
そして、2年後。私は子供ができました。今では結婚し幸せな生活を送っています。
びっくりするのが、子供が母と同じ癖をします。そして、母の写真を見せると笑いかけ、まるで会ったことのあるようにお話しています。亡くなっても、見護っていてくれるのだと心強いです。そして嬉しいです。
今は一番辛い時期と思います。でも、ずっと心は繋がっています。命日や月命日は、必ず帰ってきています。その時に話しかけてみてください。そして、思いは必ず伝わります。
長文失礼いたしました。
お気遣いのお言葉とアドバイスありがとうございます。
延命治療については、判断が難しいところがあると思います。生きていて欲しいという気持ちと、先の見えない治療を行って本人は喜ぶのだろうか、意識は戻るのだろうかという疑問など様々な思いが交錯していらしたのではないかと思います。
やはり、もしもの時のために、元気な内に家族で話し合っておくべき事項の一つなのかも知れません。
医療費が実費になる直前で旅立たれたということで、本当に海大好きさんやご家族のことを想ってのタイミングだったようにしか思えないです。
そして、お子さんがお母様と同じ癖をしたり、会ったことがあるように振舞っているということは、もしかすると、お子さんはお母様の生まれ変わりなのかも知れませんネ~~
ご家族思いだったお母様の姿を見てきた海大好きさんも、きっとお母様と同じように、ご家族をずっと大切になさっていかれるのだと思います。
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