【命の旅立ち】不思議な夢～新たな形での交流を楽しみに～(9月16日)

レオさん、この度は心よりお悔やみ申し上げます。大切な方とのお別れは、とてもお辛い事と存じます。

今は悲しくて涙もたくさん流されていると思いますが、ずっと悲しんでいると、御霊の足を引っ張って、天国に上がれないと聞きますので、心が落ち着きましたら、大切な方に「またいつかお会いしましょう」とお声をかけて、無事に天国に行ける様に、後押しをして差し上げて下さい。

私は、父が亡くなった時、自分の意思で葬儀に出席しませんでした。

理由は、とある新興宗教に入信してしまっていた姉が、その宗教での葬儀を強行したからです。生前、父は、とにかく新興宗教を嫌っていましたから、私は、父が嫌がるであろう形でお見送りしたくなかったんです。

ですので、葬儀の時間に、自宅で喪服を着て、泣きながらそっと見送りました。葬儀に出ない事は、とても辛かったですが、後悔はしていません。

その後、納骨も新興宗教のお墓になってしまいましたので、私は一度もお墓参りはした事がありません。ある意味、親不孝者かもしれないですね。

そして、納骨からしばらくして、私は不思議な夢を何度か見ました。

何か四角い箱の中から「ここから出してくれ！」と必死に叫ぶ声が聞こえてくる夢です。

最初はただの夢だと思ったのですが、ふっと父の顔が脳裏に浮かぶんです。きっと、新興宗教のお墓にいたくないのかなと思い、姉には内緒で、近所のお寺さんに事情を説明して御供養して頂きました。

すると、四角い箱の夢は見なくなりました。もしかすると、お墓から出て成仏したのかなと思います。

私は、新興宗教が悪いとは思いません。信仰は自由ですし、合う合わないもあると思いますし。ただ、父は嫌いでしたから、必死で夢で訴えて来たんだと思います。

誰にとっても、大切な方とのお別れはとても辛くて悲しいものですが、「肉体」という目に見える物が無くなっただけで、「御霊」という目に見えない形で存在していると思います。

私の様に夢に出てきたり、何かの形でメッセージを伝えて来たりと、目に見えなくても存在を感じる事があると思います。

だから、今後も交流は出来ると信じて、新たな形での交流を楽しみにしても良いのではないでしょうか。最後に、レオさんの大切な方のご冥福を、心よりお祈り致します。

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