【地震の前兆現象】みなさんからの投稿~大阪で同時に複数の地震雲が出現~「西の空なので、兵庫県川西方面」~(3月3日更新)[No.0087]
2021/03/03
地震雲が発生する仕組み
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波というのは雲を形成するので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測はできます。
地震雲の種類についてはこちらをご覧ください。
大阪で同時に複数の地震雲が出現(2月25日)
投稿者 :かりんさん
日 時 :2021年2月25日11時
場 所 :大阪府 箕面市
コメント:飛行機雲では無いのにあっと言う間に放射線状に伸びる雲。西の空なので、兵庫県川西方面。地震雲なのかな?
放射線状に広がっているということで「放射状形(ほうしゃじょうがた)地震雲」かと思われたかも知れませんが、これは複数の「竜巻形(たつまきがた)地震雲」だと思われます。
グルグルと回転しながらうねって縦方向へと伸びていることが確認できます。
大阪のお隣、兵庫方面に出現していたとのことですが、ちょうど2週間ほど前にも兵庫上空に竜巻形地震雲が出現していました。
そして、このタイプの地震雲は1995年に発生した「阪神淡路大震災(M7.3)」の前にも出現していたので、注意が必要なタイプの地震雲です。
写真を見る限り、かなり巨大な雲で同時に複数出現しているので、2週間前の地震雲よりも気がかりです。
兵庫、大阪および周辺地域にお住まいの方も防災意識を最大レベルに高めておいて頂きたいと思います。
引き続き、全国各地の前兆現象に注目していきます。
地震前兆として双子の卵の遭遇率が上がる(3月3日) NEW!
投稿者 :ぱろさん
日 時 :2021年2月25日
場 所 :奈良県
コメント:レオさん、みなさん、こんにちは。投稿にもあった2月25日のたくさんの筋状の雲を私も見ました。
奈良県生駒山の向こうの大阪方面から東に4、5本と奈良市から東に向いて10本近くありました。
地震雲かどうかわからないけど、飛行機はこんなに飛んでないのでなんだろうと思っていました。和歌山で地震が頻発しているので、気をつけたいです。
投稿者 :タミィさん
日 時 :2021年2月25日
場 所 :大阪府 箕面市
コメント:かりんさん投稿の地震雲、私も見ました!本当にたくさん並んでいて飛行機雲にしては多いなと思っていました。
地震前兆として双子の卵の遭遇率が上がるのはご存知でしょうか。鶏が異変を察知して子孫を多く残そうと双子卵を多く産むそうです。
最近立て続けに双子卵が出ました。関西圏の方、双子卵出てませんか?
先月(2月)25日に、大阪に多数の地震雲が出現したわけですが、このように目撃情報が複数あるということは、結構それなりに長い時間出現していたということなのかも知れません。
地震雲はすぐには消えずに、ほぼ同じ形を保ったまま同じ場所に留まる(風が吹いていても)という特徴があるので、やはり地震雲である可能性が高そうです。
それから、地震の前兆として「双子の卵」が多くなるというのは初めて知りましたっ!
これは、地震の前兆として植物が季節外れに開花する「狂い咲き」と同じ理由だと思われます。
動植物たちは、大地震が起きる前になるだけ多くの子孫を残し、種族の生存確率を上げようとしているのだと推測されます。
「関東大震災(1923年)」が起こる前に「狂い咲き」が起きていたことは有名です。
あの芥川龍之介が、関東大震災が起こる1ヶ月ほど前に鎌倉で季節外れの山吹やフジの花、菖蒲(しょうぶ)が咲き乱れているのを見て、「天変地異が起こりそうだ」と予言して現実化したという有名な話があります。
タミィさんは最近、双子の卵の遭遇することが多いということですが、卵の出荷元(養鶏場)がどこなのかがきっと重要なのだと思います。
養鶏場がある場所の近くが震源となる大規模地震が近いと考えられるのかも知れません。
いずれにしても、1週間前に複数の地震雲が出現した大阪や周辺エリアにお住まいの方は、引き続き、防災意識をしっかりと高めておいて頂きたいと思います。
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