【前兆現象】みなさんからの投稿~広島に非常に気がかりな地震雲が出現「定規で線を引いたように真っ直ぐな雲がぐるっと180°くらい出てました」~(12月8日)[No.0063]
不思議探偵社では、地震雲・地鳴り・動物の異常行動・植物の異変などの地震前兆現象のご投稿をお願いしています。
※現在、地震雲の写真の鑑定はお休みさせて頂いていますが、送って頂いた写真は拝見し、気になる地震雲については掲載をさせて頂きます。
見たことのないような雲や、奇妙な振動や地鳴り、ペットなど身近な動物の異常行動など、少しでも普段と違うことに気づいたら、ぜひご投稿をっ!
地震雲について詳しくお知りになりたい方はこちらの記事、【保存版】地震雲の見分け方~名前と種類と特徴~ をご覧ください。
地震雲が発生する仕組み
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波というのは雲を形成するので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測はできます。
広島に非常に気がかりな地震雲が出現(12月8日)
投稿者 :よさん
日 時 :2019年12月8日10時
場 所 :広島県 東広島市 西条町
コメント:定規で線を引いたように真っ直ぐな雲がぐるっと180°くらい出てました。後ろの180°は雲ひとつない青空でした。
珍しい面白い形だなぁと思って調べたらこちらのサイトにたどり着き楽しく拝見させていただきました!
※現在、地震雲の写真の鑑定はお休みさせて頂いていますが、送って頂いた写真は拝見し、気になる地震雲については掲載をさせて頂きます。
この雲は「断層型(だんそうがた)地震雲」で間違いなさそうです。
このタイプは大規模な雨雲と似ているので、地震雲か気象の雲かを見極めるためには、天気予報をチェックする必要があります。
早速、撮影日の本日(8日)と明日(9日)の広島の天気予報をチェックしたところ、両日ともに晴れとなっていますので、この雲は「断層型(だんそうがた)地震雲」の可能性が非常に高いです。
撮影の場所が広島ということで、これは本当に非常に気がかりな地震雲だと思います。
こちらのページ
・【気になる情報】瀬戸内海で地震が立て続けに発生~M8以上の大地震を引き起こすとされる巨大断層「中央構造線」が動き出す前兆か~(12月4日更新)
で、お伝えしているように、ここ最近、※中央構造線沿いで相次いで地震が発生しており、特に広島に面している瀬戸内海で不気味な地震が立て続けに発生しています。
※中央構造線とは、九州から関東まで続く長大な断層のこと。
今回出現した「断層型(だんそうがた)地震雲」は、広島県内での地震という可能性もあるのですが、それよりも中央構造線沿い(瀬戸内海)で起こる地震の前兆である可能性の方が高いのではないかと思います。
念のため、広島や愛媛および周辺地域にお住まいの方はいつも以上に防災意識を高めておいて頂きたいと思います。
引き続き、各地の前兆現象を注視していきます。
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