【前兆現象】みなさんからの投稿~兵庫に地震雲が出現「最近瀬戸内海が不穏なので、もしかしたら…と撮影しました」~(12月3日)[No.0062]
不思議探偵社では、地震雲・地鳴り・動物の異常行動・植物の異変などの地震前兆現象のご投稿をお願いしています。
※現在、地震雲の写真の鑑定はお休みさせて頂いていますが、送って頂いた写真は拝見し、気になる地震雲については掲載をさせて頂きます。
見たことのないような雲や、奇妙な振動や地鳴り、ペットなど身近な動物の異常行動など、少しでも普段と違うことに気づいたら、ぜひご投稿をっ!
地震雲について詳しくお知りになりたい方はこちらの記事、【保存版】地震雲の見分け方~名前と種類と特徴~ をご覧ください。
地震雲が発生する仕組み
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波というのは雲を形成するので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測はできます。
兵庫に地震雲が出現(12月3日)
投稿者 :ちゅりさん
日 時 :2019年12月1日12時
場 所 :兵庫県 淡路島 明石海峡大橋
コメント:明石海峡大橋すぐの淡路島側から。高速道路上です。瀬戸内海に向き助手席から撮影。地震雲でしょうか?
狭まっている方向が明石市方面、広がっている方向が神戸方面です。
最近瀬戸内海が不穏なので、もしかしたら…と撮影しました。
※現在、地震雲の写真の鑑定はお休みさせて頂いていますが、送って頂いた写真は拝見し、気になる地震雲については掲載をさせて頂きます。
このブーメランのような雲は、「弓状形(きゅうじょうがた)地震雲」だと思われます。
このタイプは、出現から3日ほどで対応する地震が起こることがあるのですが、雲の長さが長いほど地震の発生が早まる傾向があり、写真を見る限りは短い感じなので、対応する地震は1週間以上後に発生するかも知れません。
このタイプは、大地震前に目撃されたという情報がないので、今回も大地震の前兆というわけではないとは思いますが、瀬戸内海方向に現れていたという点が非常に気になります。
地震情報のページでお伝えしているように、瀬戸内海をはじめ、中央構造線およびその周辺エリアで不気味な地震が相次いで発生しています。
再び瀬戸内海で地震が起こる前兆として現れた地震雲である可能性が高そうです。
引き続き、各地の前兆現象を注視していきます。
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