【前兆現象】アメリカ・カリフォルニア州に気になる地震雲が出現(7月10日)[No.0043]
不思議探偵社では、地震雲・地鳴り・動物の異常行動・植物の異変などの地震前兆現象の投稿をお願いしています。
見たことのないような雲や、奇妙な振動や地鳴り、ペットなど身近な動物の異常行動など、少しでも普段と違うことに気づいたら、ぜひご投稿をっ!
地震雲について詳しくお知りになりたい方はこちらの記事、【保存版】地震雲の見分け方~名前と種類と特徴~ をご覧ください。
地震雲が発生する仕組み
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波というのは雲を形成するので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測はできます。
アメリカ・カリフォルニア州に気になる地震雲が出現(7月10日)
投稿者 :tokotokoさん
日 時 :2019年7月8日17時
場 所 :アメリカ・カリフォルニア州 サンノゼ
コメント:場所は日本ではなく、カリフォルニア州サンノゼ。この位置から北東方向です。真っ青な空に煙立ち上っているように見え気になり写真を撮ってみました。
それほど濃くはないのですが、周りに雲が無いため目立ちました。先日南方面で地震もあったエリアです。
斜めに延びている雲が薄っすらと現れています。
拡大して各所をチェックしたところ、根元の部分が「竜巻形(たつまきがた)地震雲」の特徴と良く似ていました。
目撃コメントにもあるように、煙のように立ち昇っているという点も竜巻形地震雲の特徴と一致しています。
カリフォルニア州サンノゼは、IT企業が密集しているシリコンバレーで有名ですが、7月5日と6日に発生したカリフォルニア大地震(M6.4とM7.1)の震源から北西に300kmほどの場所です。
そして、巨大断層である「サンアンドレアス断層」のすぐ近くに位置しており、サンフランシスコから100kmほどの距離です。
サンフランシスコと言えば、1906年に発生したサンフランシスコ地震(推定M7.8)が有名です。
震源はサンアンドレアス断層でした。
先日の大地震がサンアンドレアス断層に影響が及んでいないことを願うばかりですが、写真を見る限り、今回出現した竜巻形地震雲はかなり巨大なので、対応する地震が起こるとしたら規模の大きい地震になることが予想されます。
念のため、最低でも2週間ほどはいつも以上に防災意識を高めておいて頂きたいと思います。
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