不思議探偵社

UFO・宇宙人・予言・古代文明・超常現象・都市伝説・占い等 最新ミステリーから謎多きミステリーまで!さくらさんの未来予知公式サイト

             

宇宙・自然・地震・前兆 科学・テクノロジー

[環境保護]海をキレイにっ!プラスチックを消化分解する酵素の作成に成功

海の写真

生命誕生の起源である海。

海なしではボクたち人間も動物も植物もこの世界に存在しませんでした。

全生物の故郷でもある海が人間の活動によって日々汚染されていることは有名です。

生活排水や工業排水による汚染はもちろんのこと、大量のゴミが絶えず海に流出しています。

その中でも深刻なプラスチックごみ

プラスチックは自然で分解されにくいために、何百年、何千年も海に残ってしまいます。

それを、クジラなどの海洋生物や海鳥などがエサと間違って食べてしまい死に至るという痛ましい状況が日々起きています。

また、プラスチックごみはとても小さいかけら(マイクロプラスチック)にもなり、世界中の海に広がって魚類などの体内に蓄積され、それをボクたちが食べることによって、人間の体内にもプラスチックが入ってくるという恐ろしい循環も引き起こしています。

近いうちに、魚の量よりも海を汚染するプラスチックごみの量の方が大きくなるという試算もあります。

1秒間にどれだけのプラスチックごみが海に流れ出ているか

プラスチックで作られたクジラのモニュメント

[画像:AFPより]

このクジラのモニュメントはプラスチックで出来ています。全長10メートルで重さは250キロ。

これは、1秒間に世界中で海に流れ出ているプラスチックごみの量に相当しています。

たったの1秒の間に、これだけ大量のプラスチックごみが海を汚染しているのです。

プラスチックごみは自然環境で分解されないだけでなく、人が回収することも非常に難しいとされています。

出来ることはボクたち人間が可能な限りリサイクルをしてプラスチックごみを出さないようにすることですが、完全にゼロにすることは出来ないので海の汚染は止まりません。

もう打つ手はないのか……。

ところが、4月16日にアメリカとイギリスのエネルギー研究機関が驚きの発表をしました。

 

スポンサーリンク

 

プラスチックを消化分解する酵素の作成に成功

プラスチックを消化分解する酵素を偶然に作製したとの研究結果を、米国と英国の研究チームが16日に発表した。

この成果は今後、深刻化するプラスチック汚染問題を解決に導く助けになる可能性があるという。

世界の海に投棄されるプラスチックは毎年800万トンを超える。

そのため、石油に由来するプラスチック製品の有毒な残留物が人の健康や環境に与える影響をめぐり懸念が高まっている。

リサイクルの取り組みも進められてはいるが、大半のプラスチックは長期にわたって環境に残存する恐れがあり、研究者らはプラスチックを除去するためのより効果的な方法を模索し続けている。

この問題の解決に向けて、英ポーツマス大学(University of Portsmouth)と米エネルギー省の国立再生可能エネルギー研究所(NREL)の研究チームは、数年前に日本で発見された自然環境に存在する細菌に研究の焦点を合わせた。

「イデオネラ・サカイエンシス(Ideonella sakaiensis)」として知られるこの細菌は、プラスチック製容器に広く使用されているプラスチックの一種「ポリエチレン・テレフタレート(PET)」のみを常食とするとみられている。

現在のプラスチックが発明されたのは1940年代のため、日本の研究者らは、この細菌が廃棄物リサイクル場でかなり最近に進化したと考えている。

研究チームの目標は、サカエンシスが持つ酵素の一つ「ペターゼ(PETase)」の構造を明らかにして、作用の仕組みを理解することだった。

しかし、査読学術誌の米科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載の論文によると「チームは結果的にさらに一歩先を行き、PETプラスチックの分解能力がさらに優れた酵素を偶然作製した」という。

研究チームは太陽の100億倍の輝度を持つ超強力X線を用いて、超高分解能の構造解析によるペターゼの立体(3D)モデルの作製に成功した。

研究チームは現在、この変異酵素をさらに改良する研究に取り組んでおり、最終的にはプラスチック分解の産業的利用にまで用途が拡大することを期待しているとしている。

AFP

プラスチックを分解する酵素。これが、海や自然環境を救う救世主となり得るとしたら、とてつもない偉業と呼べるのではないでしょうか!?

まだ研究は第一、第二段階という感じですが、これから改良が進み大量に生産ができるようになれば、汚染されてしまった海を少しずつでもキレイな状態に戻すことができるはずです。

しかし、まずやるべきことはボクたち人間が可能な限りプラスチックを再利用してごみを海に流出しないようにすることです。

1秒間に250キロものプラスチックごみが流出している状況はクレイジー過ぎると言えます。

日本はプラスチックごみのリサイクル率が8割近くと高い水準ですが、発展途上国などではリサイクルという概念すらない、リサイクル施設がない状況なので、先進国が積極的に支援をしていく必要があります。

世界中、海も大気もつながっていて国境なんて関係ありません。

自然環境問題は、地球規模で早急に解決しなければいけない課題です。

ちなみに、年間一人当たりのごみの量は日本がダントツで一番多いというのはご存知でしょうか?2位フランスの倍近くのごみを排出しています。

まずはボクたち日本人がごみを減らすことに努力していかなければいけないようです。

 

スポンサーリンク

 

[この記事はここまで ですっ!]


 

-宇宙・自然・地震・前兆, 科学・テクノロジー