富士山の噴火と南海トラフ大地震が近づいている~地球物理学者による警鐘~
新燃岳の爆発的噴火は大地震や富士山噴火の前兆なのか?
「新燃岳のマグマは、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に潜り込む際の圧力と温度により発生します。
同じ火山帯にある阿蘇山や桜島も、今後活動を活発化させる可能性がある。新燃岳と同じく、フィリピン海プレートが潜り込むことで発生したマグマによりできたのが富士山です。
プレートが潜り込んでいる以上、活火山である富士山の噴火も近づいていると考えられます」
警鐘を鳴らすのは、武蔵野学院大学特任教授(地球物理学)の島村英紀氏だ。
(中略)
新燃岳の大噴火は、政府が死者32万人と想定する南海トラフ地震の前兆であるとも考えられる。
前出の島村氏が話す。「火山噴火も地震も、原因となるのはプレートの動きです。大きくなったひずみに耐えきれなくなり、プレートが動くことで巨大な揺れが起きます。フィリピン海プレートとユーラシアプレートにたまったひずみで、南海トラフ地震の発生が刻一刻と迫っているのは確かでしょう」
新燃岳の噴火は日本列島を襲う大災害の、ほんの序章なのかもしれない。
さくらさんの未来予知で「富士山の噴火」が予知されてから、その後、続々と富士山の噴火についてのニュースが発信されています。本当に不思議です。
専門家の方がおっしゃっているように、富士山はフィリピン海プレートとユーラシアプレートによって誕生した火山です。
そして現在、このフィリピン海プレート沿い(琉球海溝沿い)での地震活動が非常に活発です。
今も続いている新燃岳の噴火が、フィリピン海プレートの地殻変動によるものとのことなので、同じプレート沿いにある富士山にも噴火が近づいているということになるようです。
そして、南海トラフ大地震もこのフィリピン海プレートの地殻変動によるものなので、その時が刻一刻と迫っていると予測されていらっしゃるようです。
こちらの記事 [前兆現象]四国でスロースリップによる地殻変動を観測 にも書いていますが、南海トラフの予想震源域で大地震の前兆とされているスロースリップ現象も確認されていることから、そう遠くない未来に南海トラフ大地震が発生する可能性は高いものと思われます。
富士山噴火 被害想定のハザードマップ改訂へ
富士山の噴火時に備えた防災対策です。
山梨、静岡、神奈川の3県などでつくる協議会は被害想定を示したハザードマップについて、最新の研究結果を反映させ作り直すことを決めました。
富士山のハザードマップは火口の位置などを元に噴火した場合の被害状況などを予測し、2004年に策定されました。
しかしその後、山梨県富士吉田市の市街地からおよそ3キロの場所にある雁ノ穴など新たに4か所で火口が見つかっていました。
このため協議会では最新の研究結果を反映したハザードマップに改訂することを決めました。
今後は被害のシミュレーションなどを行い2020年度中の完成を目指し、県ではこれを元にまた新たな避難計画を作る予定です。
「マップ作りは行政の立場からみれば、できるだけ早く方向性が出れば被害や誘導にプラスになるので、できるだけ早くできたらいい」(後藤知事)。
こちらも富士山の噴火に関するニュースです。
「富士山の噴火」というさくらさんの未来予知を掲載したのが3月21日。
その後、1週間の間に「富士山の噴火にともなう火山灰対策のニュース(3/26)」、先に掲載した「専門家による富士山の噴火予測(3/29)」、そして「富士山の噴火時の防災対策のニュース(3/27)」と立て続けに富士山の噴火に関するニュースが発信されています。
この流れは、不思議の一言では片付けられないような感じがします。
引き続き、さくらさんの未来予知および富士山の噴火に関するニュースを注視していきます。
[この記事はここまで ですっ!]