【気になる情報・前兆現象】『昭和三陸地震』や『東日本大震災』の時と同じ前兆現象~「7月中には、再び日本の東北地方で大地震が発生する気がします」~(7月16日)[No.0247]
宏観異常現象(地震の前兆現象)
地震の前兆現象を「宏観異常現象(こうかんいじょうげんしょう)」と呼ぶことがあります。
地震雲や地震発光現象、地鳴り、原因不明の異臭(焦げた臭い、ガス臭)、動物の異常行動、植物に現れる異変、といった電子機器異常、勝手に電源が点いたり消えたりする等の家電製品の誤作動、テレビやラジオにノイズが入ったり、携帯やWiFiなどの通信に障害が起こるなどの電波障害などが挙げられます。
『昭和三陸地震』や『東日本大震災』の時と同じ前兆現象(7月16日)
投稿者:地震研究者さん
投稿日:7月12日(金)
最近、家の前で深夜や昼に「ギャーギャー」とカラスの不気味な鳴き声がしています。その他にもサンマやイワシなどの青魚が大量に海岸に打ち上げられています。
過去の『昭和三陸地震』や『東日本大震災』もまったく同じ前兆現象です。
7月中には、再び日本の東北地方で大地震が発生する気がします。
特に満月の日は、潮が満ち引きするので大地震に注意。
カラスが騒ぐからといって必ずしも大地震の前兆というわけではありませんが、鳥類は地磁気を感じ取る磁覚が発達しているので、東日本大震災(M9.0)のような大地震が起こる前に地磁気が大きく乱れていたケースがあることを考えると、普段は見かけないレベルで動物たちが騒ぐ場合は大地震が起こる前兆である可能性があります。
また、サンマやイワシなどが大量に打ち上がる場合も地震の前兆ではなく、水温や酸素濃度の変化、その他の要因で打ち上がることも多いのですが、ここ1~2年ほど、魚類が原因不明で大量に打ち上がっているニュースが多いような気がします。
東日本大震災の1週間前には50頭ほどのイルカが茨城県の海岸で集団座礁していました。
いずれの現象も大地震との関連性は証明できないのですが、大地震の前兆である可能性を考慮して、防災意識を高めたり、地震への備えを再確認する機会と受け止めることが最善の対応だと思います。
今月7月中に東北エリアで大地震が発生するかどうかはわかりませんが、地震研究者さんが挙げられている現象だけなく、先日に掲載したように、東京で観測していただいている大気中のラドン濃度に能登半島地震(M7.6 震度7)の半月ほど前と似たような変動が現れているので、M7クラス以上の大地震の発生には警戒しておかなければならないと思います。
引き続き、全国各地の前兆現象および地震活動を注視していきます。
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