【地震予知・前兆現象】電波時計の受信状況~「9日ぶりぐらいに電波時計の定時受信が成功」「もうすぐ揺れるかもしれません」~(6月12日)[No.0846]
電波時計の受信状態と地震の関係
2011年に発生した東日本大震災(M9.0)の時には、1ヶ月以上前から『電波時計が狂う現象』が起きていました。
大地震が起こる前に地殻内部で生じる電磁波が、電離層に影響して電波時計が使用している周波数帯域に干渉をし、電波の受信状態に影響を与えているものと思われます。
電波時計やテレビ、ラジオなどの電波は発信後、電離層に反射したり、吸収されるので、電離層の状態が変化をすることで、電波受信の状態も変化をするということになります。
これにより、いつもは受信できないラジオが聞けたり、テレビが見れたり、電波時計の受信が成功したりすることがあります。逆に受信状態が悪くなることもあります。
阪神淡路大震災(M7.3)や東日本大震災(M9.0)が起こる前には、FMの電波が普段は届かない遠くまで届いていました。
また、テレビやラジオにノイズが入るという現象やWiFiがつながりにくくなるといった現象も地震の前兆現象である可能性があります。
「9日ぶりぐらいに電波時計の定時受信が成功」(6月12日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :6月11日(火)
場 所 :東京
コメント:電波時計の定時受信の報告です。
9日ぶりぐらいに、電波時計の6月11日18時定時受信が成功したので、もうすぐ揺れるかもしれません。
前回4日ぶりに6月3日2時の定時受信が成功して4時間後に石川県能登地方でM5.9の地震が発生しています。
たまたまかもしれません。秋田県沖で19時33分にM4.8の地震が発生していますが、もっと大きい地震が発生すると思います。様子見です。
いつもご報告ありがとうございます。joyallzeqさんからはいつも大気中のラドン濃度の変動についてご投稿をいただいていますが、今回は電波時計の受信状況ということで、前回(5月18日)の受信状況に異変(普段は電波を受信できない環境にもかかわらず、受信が行われる)が起きた時には、3日後にM6.0の強い地震が発生しました。
また、2年前に10回連続で受信が成功した時にはM7.4 震度6強の福島県沖地震が発生しました。
そして、掲載はしていませんでしたが、今月3日に発生した能登地方での強い地震(M5.9 震度5強)の数時間前にも受信状況に異変が起こっていたということなので、今回も要警戒です。
先に掲載しているように、みなさんの地震体感も出揃っていますから、日本全国どこにいても防災意識を高めて強い地震に備えておいてください。
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