【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動~「上昇が見られます」「24時間以内ではないので勢いは弱い」~(6月1日)[No.0840]
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神・淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
「上昇が見られます」(6月1日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :5月31日(金)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値の上昇が見られますので報告です。
2024/05/30 05:00 測定値29
2024/05/31 11:00 測定値36
30時間に7の変動量
ラドン数値上昇しています。24時間以内ではないので勢いは弱い。
事後報告ですが、5月29日15時から5月30日4時まで13時間ラドン数値が29で動きがありませんでした。
本日5月31日4時46分に熊本県熊本地方で発生したM4.6の地震はこの静穏化の対応地震だったようです。
いつもご報告ありがとうございます。前回の変動(5月27日)では大気中のラドン濃度が、勢いは弱いものの下がっているとのことでしたが、今回も勢いは弱い状態で上昇をしているとのことで、3月後半~5月上旬の頃に見られた急激な変動とは打って変わって、かなり穏やかな変動になっているようです。
5月21日にM6クラスの地震が発生したものの、ここ最近は特に激しい揺れとなる強い地震は起こらずに済んでおり、それがラドン濃度の数値や変動にも表れているのかも知れません。
グラフを見ても、この10日間の変動は20台後半~30台前半(高くも低くもない数値)を行ったり来たりで特に心配するような変動ではなさそうですが、日頃から防災意識を持って暮らすことが大切なことに変わりはありませんから、地震への警戒はしておいてください。
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