【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動~能登半島地震前と似た動き~「M7クラス以上の地震発生に注意」&電波時計の受信状況~「1月31日頃また揺れるのかもしれません」~(1月29日)[No.0803]
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神・淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
電波時計の受信状態と地震の関係
2011年に発生した東日本大震災(M9.0)の時には、1ヶ月以上前から『電波時計が狂う現象』が起きていました。
大地震が起こる前に地殻内部で生じる電磁波が、電離層に影響して電波時計が使用している周波数帯域に干渉をし、電波の受信状態に影響を与えているものと思われます。
電波時計やテレビ、ラジオなどの電波は発信後、電離層に反射したり、吸収されるので、電離層の状態が変化をすることで、電波受信の状態も変化をするということになります。
これにより、いつもは受信できないラジオが聞けたり、テレビが見れたり、電波時計の受信が成功したりすることがあります。逆に受信状態が悪くなることもあります。
阪神・淡路大震災(M7.3)や東日本大震災(M9.0)が起こる前には、FMの電波が普段は届かない遠くまで届いていました。
また、テレビやラジオにノイズが入るという現象やWiFiがつながりにくくなるといった現象も地震の前兆現象である可能性があります。
能登半島地震前と似た動き(1月29日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :1月26日(金)、28日(日)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値の報告です。
2024/01/25 02:00 測定値40
2024/01/26 05:00 測定値33
27時間に7の変動量
2024/01/25 19:00 測定値37
2024/01/26 12:00 測定値30
17時間に7の変動量
2024/01/26 01:00 測定値36
2024/01/26 14:00 測定値29
13時間に7の変動量
ラドン数値急落中。
M7クラス以上の地震発生に注意。ラドン数値の動きが早いのですぐに揺れないかもしれません。
(追記)
1月26日14時から1月27日07時まで14時間ラドン数値の動き止まる(数値29)
前回止まったときは、根室半島でM4.7の地震が発生した模様。2024年01月25日13時29分根室半島南東沖M4.7最大震度3
ラドン数値はまだ下がっています。数値は25を下回る可能性があります。
強く揺れるのは反転してからですかね。
(追記)
2024/01/27 11:00 測定値28
2024/01/28 01:00 測定値21
14時間に7の変動量
ラドン数値急落中。
M7クラス以上の地震発生に注意。
能登地震前も21まで下がりました。
21まで12月9日に下がったあと12月15日に42まで上昇しています。
佐渡沖の地震が話題になっていますが太平洋側も注意したほうがよいです。
(追記)
電波時計の受信状況です。1月25日の電波時計の受信は7回ともすべて失敗していました。
NICTのサイトをみても停波の情報は出ていませんので1月28日の地震の前兆だった可能性があります。
問題なのが、1月28日も7回ともすべて失敗していることです。
1月31日頃また揺れるのかもしれません。
いつもご報告ありがとうございます。まず大気中のラドン濃度の変動ですが、グラフを見ると分かるように、1月21日から凄まじい急落となっています。
joyallzeqさんがおっしゃているように、能登半島地震(M7.6 最大震度7)の3週間ほど前にも急落して21まで下がり、そこから反転をして能登半島地震が発生しました。
ですので、これから数値が底を打って反転した後が一番危険度が高い期間になると思うのですが、今回のグラフを見て、能登半島地震が起こる2ヶ月前の変動を思い出しました。
それがこちらです。
9月下旬に今回と非常に似たような急落が発生していたのです。
もちろん、100%全く同じ動きというわけではないのですが、もし仮に今から2ヶ月後くらいに大地震が発生したら、ラドン濃度の変動に現れる前兆は地震発生数日前とか1週間前とかの短期スパンだけでなく、2~3ヶ月くらい前にも現れるのかも知れません。
ですので、3月下旬~4月上旬辺りが気がかりです。
そして、電波時計の受信状況ですが、昨日(28日)にラドン濃度や受信状況の観測地である東京を震源とするM4.8 最大震度4のやや強い地震が発生しました。
そして、この地震の3日前に電波時計の受信状況に異変が現れていたとのことですが、地震があった昨日にも再び受信状況に異変が現れたということなので、この数日間、関東エリアは要警戒といった感じかも知れません。
後ほど掲載しますが、東京にお住まいのJ-AKINORIさんやリミットさんからも新たにご投稿が届いていますので、昨日の地震のことも考え合わせると、特に関東エリアにお住まいの方は防災意識をいつも以上に高めておいていただきたいと思います。
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