【地震の前兆現象】兵庫県(神戸)に危険度が高い地震雲が出現~「阪神・淡路大震災を当時経験していますので、かなり不安になりました」~(1月24日)
地震雲が発生する仕組み
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波というのは雲を形成するので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測はできます。
地震雲の種類についてはこちらをご覧ください。
兵庫県(神戸)に危険度が高い地震雲が出現(1月24日)
投稿者 :神戸大好きさん
日 時 :2024年1月21日
場 所 :兵庫県 神戸市
コメント:私が遭遇して撮った写真ではないのですが、Twitterで神戸の方たちが複数ツイートしてざわついていましたので、念の為こちらにも投稿致します。
私も半世紀以上生きてますが、こんな雲は初めて見ました。地震雲のような気がします。
阪神・淡路大震災を当時経験していますので、かなり不安になりました。
向き的に細い方が西側、明石〜姫路、岡山、広島方面なのでそちらも心配です。
これはおそらく「肋骨状形(ろっこつじょうがた)地震雲」だと思われます。
このような形態は初めて見ました。非常に不気味です。
このタイプの地震雲は2005年に発生した福岡県西方沖地震(M7.0 最大震度6弱)の時にも出現しており、危険度が高い地震雲になります。
そして、地上から沸き立つように雲が広がっているのですが、1923年に発生した関東大震災(推定規模M7.9)の前に「黒い雲が沸き立つように発生していた」とのことなので、非常に気がかりな地震雲だと思います。
阪神・淡路大震災(M7.9 最大震度7)から29年が経ち、再び震災級の大地震が発生するという可能性は十分に考えられますから、兵庫および周辺エリアにお住まいの方は念には念を入れて、防災意識を最大レベルに高めると共に、飲料水や非常食の備蓄を可能な限り多く行っておいていただきたいと思います。
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