【地震情報】能登地方で短時間に地震が頻発~「再度の大地震発生に最大レベルの警戒を」~(1月22日)
能登地方で短時間に地震が頻発(1月22日)
本日(1月22日)午後から、能登半島地震(M7.6 震度7)の震源からほど近い場所で地震が頻発しています。
1日に発生した能登半島地震(M7.6 震度7)から、今日でちょうど3週間が経ちました。
これまでの大震災(阪神・淡路大震災や熊本地震、東日本大震災)に比べて余震の発生回数が異常だったのですが、徐々に発生回数が減少傾向になってはいました。
しかし、本日午後にこのように地震が頻発し始めました。
そして、これらの地震の震源がばらけている点も非常に気がかりです。これまでの地震の震源はかなりの広範囲(赤いライン)に及んでいます。
2週間前に発生した佐渡近くを震源とする地震ではM6.0 最大震度5弱とかなり大きな規模だったのですが、能登半島地震(M7.6 震度7)の震源からはかなり離れていました。
能登半島地震(M7.6 震度7)は、これまでに知られていなかった未知の断層で起こったと考えられていますが、もし、赤いラインのところに巨大な断層があるとするなら、異常な地震回数と震源がばらけている点を考えると、さらなる大地震の発生があるのではないかと思えてなりません。
1日の大地震で被災され、避難生活を余儀なくされている方々がこれ以上の大地震は考えたくもないと感じていらっしゃることは想像に難くないのですが、念には念を入れて、さらなる大地震の発生に警戒をしておいていただきたいと思います。
引き続き、全国各地の地震活動を注視していきます。
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