【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動～「M6以上の強い地震発生に注意」～(1月17日)[No.0798]

大気中のラドン濃度の変動と地震の関係

「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。

地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。

阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。

必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。

「M6以上の強い地震発生に注意」(1月17日)

いつもご報告ありがとうございます。今回はグラフはないので測定値のみの掲載となりますが、前回のご投稿(10日)時には数値が42まで上がっていましたから、1週間で12下がったことになります。

1日に発生した能登半島地震(M7.0 最大震度7)の2ヶ月ほど前から激しい変動が起こっていたのですが、能登半島地震後も大気中のラドン濃度の変動が落ち着かずに急上昇と急落を繰り返しているということで、さらなる大地震の発生に警戒が必要です。

先に掲載したように、非常に精度の高い地震体感能力をお持ちの方々も大規模な地震の発生を感じ取られているので、北陸エリアにお住まいの方だけでなく、日本全国どこにいてもしばらくの間は防災意識を最大レベルに高めておいていただきたいと思います。

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