【地震の前兆現象】北陸地方(新潟)に気になる地震雲が出現~「地震が来る前とまた同じ雲が出ています」「また大きな地震が来そうで怖いです」~(1月3日)
地震雲が発生する仕組み
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波というのは雲を形成するので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測はできます。
地震雲の種類についてはこちらをご覧ください。
北陸地方(新潟)に気になる地震雲が出現(1月3日)
投稿者 :ゆきさん
日 時 :2024年1月2日
場 所 :新潟県 上越市
コメント:上越市の空です。地震が来る前とまた同じ雲が出ています。
また大きな地震が来そうで怖いです。
これは「帯状形(おびじょうがた)地震雲」だと思われます。しかも、何本も出現しています。
細い雲は飛行機雲の可能性がありますが、幅広の帯状に伸びている雲は地震雲のように見えます。
非常に気がかりなのは、同じ雲が新潟の隣県で1日に発生した能登半島地震(M7.6 震度7)の前にも出現していたという点です。
そして、このタイプの地震雲は2016年に発生した熊本地震(M7.3)の時にも出現していました。
やはり、「本震はこれから」という可能性を考えて、今のうちに心構えをしておいた方が良いと思います。
1日の大地震では、上越市は震度5強の激震となりました。今度はさらに強い揺れ(震度6~)となる可能性も十分に考えられますから、有事の際には身の安全を第一に行動なさってください。
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