【地震予知・前兆現象】地磁気に大きな異常&ラドン数値の変動~「11月1日までにM6クラス以上の地震発生に注意ということになります」~(10月24日)[No.0771]
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
地磁気に大きな異常&ラドン数値の変動(10月24日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :10月23日(月)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値についての報告です。
2023/10/22 17:00 測定値17
2023/10/23 06:00 測定値16
2023/10/23 18:00 測定値18
ラドン数値最低値更新。
過去にラドン数値が16まで下がったときを調べてみると、2022年3月21日に下がっていました。
2022/03/21 06:00 測定値16
2022年03月23日02時41分 台湾付近 M6.6
なお10月22日00時にminor storm(K指数:5)が発生。
K指数の法則により、11月01日までにM6クラス以上の地震発生に注意ということになります。
まず先に、大気中のラドン濃度の変動ですが、さらに下がって16を記録した模様です。1ヶ月ちょっと前に最高値となっていましたから、本当に凄い変動が起こっています。
2022年3月の台湾地震(M6.6)にも、ラドン数値が16になっていたということで、同規模以上の地震に警戒となりますが、本日(24日)午前に、台湾からほど近い、与那国島近海でM5.9の強い地震が発生しています。
幸い、津波も発生せずに大きな被害は出ていませんが、昨日もお伝えしたように、フィリピン海プレート沿いで地震活動が非常に活発化しています。
今月に入ってからM5~M6クラスの大規模地震が何度も発生している鳥島近海での地震活動もそうですが、南海トラフ巨大地震や相模トラフでの大地震につながらないことを願うばかりです。
そして、地磁気にも大きな異常(マイナーストーム=K指数5)が出現しました。
ですので、『※K指数5以上の法則』発動となります。
※K指数『5(マイナーストーム)』以上を観測した後、10日以内に日本で大地震が発生した事例が多い。地震予知でお馴染みの幌筵さんが発見した法則。
今回は、現時点でマイナーストームが1本、アクティブが3本となっており、先に掲載した与那国島近海での強い地震が今回の法則に対応した地震ではない場合は、これからM6クラス以上の大規模地震が発生することになります。
日本全国どこにいても、防災意識を最大レベルに高めておいてください。
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