【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動~「25まで下がってしまいました」&「2015年のM8.1ぐらいの地震がこれから起きるような感じがあります」~(10月8日)[No.0763]
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
「25まで下がってしまいました」(10月8日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :10月6日(金)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値についての報告です。数値は25まで下がってしまいました。
2023/10/05 03:00 測定値33
2023/10/05 23:00 測定値26
20時間に7の変動量。
2023/10/05 09:00 測定値25
2023年10月03日20時38分 鳥島近海 M6.3(発震時ラドン数値30)
2023年10月05日11時00分 鳥島近海 M6.6(発震時ラドン数値32)
2023年10月06日10時31分 鳥島近海 M6.3(発震時ラドン数値25)
鳥島近海の地震はレオさんが報告しているように2015年のM8.1ぐらいの地震がこれから起きるような感じがあります。
10月5日11時と下弦の月の10月6日23時ぐらいで36時間ほど間隔があるので、下弦の月から36時間後の10月8日11時ぐらいまでは鳥島近海の巨大地震に注意したい。
ラドン数値の過去のデータから見ると、鳥島近海の地震がラドン数値と関連しているわけではない可能性があるので、他の地域で揺れることも念頭にいれておいてください。
下弦の月 10月06日22時48分
新月 10月15日02時55分
前回のご投稿(4日)で、「2019年以降のデータを見ると、10月は25以下になってから2週間以内に強い地震が発生しやすいです」ということでしたが、とうとう25まで数値が下がったようです。
地震情報のページでお伝えしているように、現在、鳥島近海で地震が相次いで発生しており、M5~M6クラスの地震が多発していますので、2015年の小笠原諸島西方沖地震(M8.1)と同じような巨大地震が発生する可能性を念頭に入れておく必要があります。
また、9月下旬に大気中のラドン濃度がかつてない落差で急落していたのが、現在の鳥島近海での地震発生状況と関係しているとしたら、やはり、M7クラス以上の大地震が発生するものと思います。
joyallzeqさんがおっしゃっているように、鳥島近海以外のエリアで発生する可能性も十分に考えられますから、日本全国どこにいても、強~大地震の発生に備えておいていただきたいと思います。
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