【地震予知・前兆現象】再び地磁気に大きな異常&強震モニタには各地に強いシグナルが連日出現~「大規模な前兆かもしれません」~(9月16日)[No.0752]
地磁気の異常と地震との関連性
地磁気とは地球の磁気のことで、時々磁場が大きく乱れること(磁場異常)があり、地磁気のグラフにも異常が現れます。
太陽から放出された荷電粒子による磁気嵐によるものと、地震を引き起こす断層由来の磁場異常があります。
東日本大震災(M9.0)が発生する10日前に、地磁気のグラフが激しく乱れていました。
強震モニタ
強震モニタとは、防災科学研究所が日本全国に設置している地震計で観測したデータをリアルタイムで配信しているWebサービスのことです。
地表面(Surface)での振動と地中内部(Borehole)での振動をシグナルとして表示しています。
赤色のシグナルが最も強く、表示可能上限を超えている振動が発生している可能性も考えられるので、赤いシグナルが出現したら要警戒です。
また、地表面のシグナルは生活ノイズ(車や電車の走行、工場の振動、工事など)を拾っている場合もあるので、地震の前兆として発生することがある微振動などを確認するためには地中のシグナルを重点的に観察した方が良いと思われます。
再び地磁気に大きな異常&強震モニタには各地に強いシグナルが連日出現(9月16日)
投稿者:こあらさん
投稿日:9月15日(金)
9/12〜14の3日間、連日で強震モニタのオレンジ色〜赤黒のシグナルが何度かありました。
北から順番に
北海道北部
青森県
福島県
三重県(和歌山県との県境付近)
9/12の地磁気の異常は、4箇所全てでありました。
振れ幅が100あるのが、北海道(女満別)地磁気と鹿児島県(鹿屋)地磁気離れてるので別々の前兆を払ってるか、遠方の場合は太平洋側ではなく日本海側(または大陸)での大規模な前兆かもしれません。
北海道の下から2番目の青線が、かなり鋭く谷ができてるのがあまり見かけなかったので珍しい印象です。
とはいえ、強震モニタも突然東北以外に増えたので驚いてます。
続いて9/13日の地磁気は、鹿児島県(鹿屋地)磁気の振れ幅が200でした。
ここが異常の時の多くは噴火でしたが、今回はどうなのか。一応保守作業ノイズに掲載されています。
カナダの地磁気も振れ幅350でした。
いつもご報告ありがとうございます。まず先に強震モニタですが、今までにこのような状況になったことはなかったと記憶しています。
少し前にお伝えしているように、東北地方に強いシグナルが連日出現していましたが、今回の強震モニタには、北海道と三重の沿岸エリアにも強いシグナルが出現しています。特に気になるのは、三重のシグナルです。
沿岸に強いシグナルが現れているので、海域での地震の前兆を捉えている可能性があり、三重県沖は南海トラフがあるエリアです。
そして、地磁気の異常ですが、今月上旬にも強い異常が現れていましたが、今回はさらに波形が大きく乱れており、北海道の地磁気は3つの成分で振れ幅100nTとなっているので、強震モニタの件も考え合わせると、東北~北海道が震源となる大地震が発生するのかも知れません。
鹿児島の地磁気はスパイクノイズ(保守)ですが、不思議なことにF成分(水色のグラフ)のみとなっていて、これも初めてのことかも知れません。
前回のスパイクノイズ出現時には、すべての成分が振れていたのですが、8日後にM5.8の強い地震が発生しました。
今回は場所が鹿児島なので、こあらさんがおっしゃっているように噴火が発生することになるのかも知れません。ただ、地震の前兆という可能性も十分にあります。
兎にも角にも、TEC(電離層の全電子数)に異常が出現していますし、『※トカラの法則』も発動しています。
※トカラ列島で群発地震が発生すると1ヶ月以内に大地震が発生するという法則。
そして、非常に優れた地震体感能力をお持ちの方々も、強~大地震を感じ取られているので、引き続き、日本全国どこにいても防災意識を最大レベルに高めておいてください。
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