【地震情報】東北地方(宮城県沖)でM5.5の強い地震が発生~「関東から東北エリアにお住まいの方は防災意識を最大レベルに」~(9月8日)
東北地方(宮城県沖)でM5.5の強い地震が発生(9月8日)
本日(9月8日)夜に東北地方で強い地震が発生しました。
この地震の震源は宮城県沖で規模はM5.5 震源の深さは50kmでした。
この地震による津波の心配はありません。
M5クラス半ばの強い地震でしたが、幸いにして揺れは震度4で済みました。
すでに何度かお伝えしているように、8月末から強震モニタにおいて、東北地方に強いシグナルが何日も出現していました。
今回の地震で、最も揺れの強かった場所に強いシグナルが出現していることが分かります。
「もしかしたら、これらのシグナルは東北の海域で発生する強い地震の前兆ではないか」と仮説を立てましたが、本当にそうなのかも知れません。
海溝型の大地震が発生する前に、内陸で地震が増加する傾向があることを考えると、強~大地震が起こるまえに地中深くに設置されている地震計が前兆である振動をキャッチしているもおかしくはないと思うのです。
また、TEC(電離層の全電子数)においても、東北エリアに異常が現れていました。
また、大気中のラドン濃度の変動にも前兆が現われていましたので、今回の地震が各データの異常や変動に対応する地震だとすれば、大きな揺れとならずに済んで良かったということになりますが、これからさらに大規模な地震が発生する可能性も十分に考えられます。
ですから、特に関東から東北エリアにお住まいの方は防災意識を最大レベルに高めておいていただきたいと思います。
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