【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動~「M5前後の地震発生に念のため注意」~(7月21日)[No.0727]
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
「M5前後の地震発生に念のため注意」(7月21日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :7月21日(金)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値の報告です。
7月20日05時から7月21日1時まで20時間動きがありませんでした。
数値は29です。
M5前後の地震発生に念のため注意。
過去データ
7月15日14時から7月16日08時まで18時間動きなし(数値36)国内ではM5以上の地震なし。
2023年07月16日15時48分 アリューシャン列島 M7.3
2023年07月17日04時42分 父島近海 M4.4
2023年07月17日09時37分 十勝地方中部 M4.4
7月11日22時から7月12日18時まで20時間動きなし(数値36)
7月13日13時44分岩手県沖でM4.9の地震発生
6月18日11時から18時間動きなし(数値38)
6月19日13時50分十勝地方南部でM5.2の地震発生
6月15日12時から6月16日23時まで35時間動きなし(数値34)
6月17日にM5.7以上の地震2回発生
2月21日16時から50時間動きなし。
2月25日にM6.1 釧路沖地震発生(数値29)
前回(7月16日)のご報告でも、大気中のラドン濃度に動きがないとありましたが、18日に琉球海溝沿いでM5.0の地震(無感地震)が発生しました。
そして、あれから数日しか経過していませんが、再び動きがない状態になったということで、国内でM5クラスの地震が発生する前触れなのかも知れません。
まだ、地震発生事例が少ないので定かではありませんが、動きがない時間が長いほど、地震の規模も大きくなると仮定すると、今回は現時点で20時間ということですが、これからも動きがない状態が続くとM6クラスの地震も視野に入ってくる可能性もありそうです。
[このページはここまで ですっ!]