【地震予知・前兆現象】地磁気の変動~キルナ天文台で振れ幅650nTの異常が出現~「東日本大震災が起こる10日前の異常(500nT)を超える」~(3月1日)[No.0684]
地磁気の異常と地震との関連性
地磁気とは地球の磁気のことで、時々磁場が大きく乱れること(磁場異常)があり、地磁気のグラフにも異常が現れます。
太陽から放出された荷電粒子による磁気嵐によるものと、地震を引き起こす断層由来の磁場異常があります。
東日本大震災(M9.0)が発生する10日前に、地磁気のグラフが激しく乱れていました。
キルナ天文台で振れ幅650nTの異常が出現(3月1日)
投稿者:ゆんこさん
投稿日:2月28日(火)
いつも拝見させていただいております。キルナ天文台が妙に気になり検索をしてみました。スクショをお送りします。
これは通常の波形なのでしょうか?
振れ幅が650なので気になって投稿させていただきました。
昨日(2月28日)に掲載したように、日本(茨城)で観測している地磁気のデータに、とてつもない異常(シビアストーム)が出現しましたが、キルナ天文台(スウェーデン)で観測されている地磁気にも非常に大きな異常が出現したようです。
グラフを見ると、青・赤・黒ともに振れ幅650nTとなっており、これは東日本大震災(M9.0)が発生する10日前に記録した異常(振れ幅500nT)を超えています。
こちらが東日本大震災前(2011年3月1日)の地磁気異常です。(観測地:アラスカ)
振れ幅だけでなく、全体的な乱れ方も今回の方が激しくなっています。
日本国内のみならず、2月にトルコで発生した大地震(M7.8)のように世界のどこかで震災級の大地震が再び発生してしまうのかも知れません。
海外では日本の建物のように耐震化されていない建物が多いですから、トルコ大地震で発生した甚大な被害と同等もしくはそれ以上の被害が発生してもおかしくはありません。
日本であっても海外であっても、大難が小難になるようにと願わずにはいられません。
兎にも角にも、有事に備えて防災意識を最大レベルに高めておいていただきたいと思います。
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