【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動~「M5以上の地震が年内に発生の可能性あり」~(12月26日)[No.0641]
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
「M5以上の地震が年内に発生の可能性あり」(12月26日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :12月25日(日)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値の報告です。
2022/12/06 14:00 測定値29
2022/12/07 16:00 測定値22
26時間に7の変動量
2022/12/10 17:00 測定値29
2022/12/11 18:00 測定値36
25時間に7の変動量
2022年12月13日 23時25分 奄美大島近海 M6.0 最大震度4
2022/12/17 10:00 測定値42
2022/12/17 23:00 測定値49
13時間に7の変動量
2022年12月18日 03時06分 日向灘 M5.4 最大震度4
2022/12/17 23:00 測定値49
2022/12/18 10:00 測定値42
11時間に7の変動量
2022年12月24日 07時36分 小笠原諸島西方沖 M5.8 最大震度1
2022/12/24 15:00 測定値37
2022/12/25 08:00 測定値30
17時間に7の変動量
M5以上の地震が年内に発生の可能性あり。
また動きがありましたら投稿します。
いつもご報告ありがとうございます。前回のご報告(18日)で、大気中のラドン濃度の変動スピードが「11時間に7の変動量」と非常に速くなっていましたが、24日にM5クラス後半の強い地震(深発地震)が発生しました。
この地震の震源は小笠原諸島西方沖で規模はM5.8 震源の深さは520kmでした。
そして今回は、変動スピードが前回ほどではないにしても「17時間に7の変動量」とかなり速いので、joyallzeqさんが予測なさっているように、おそらく年内に、M5クラス以上の強い地震が発生するものと思われます。
今年も残すところ数日ですが、引き続き、防災意識をしっかりと高めて、強い地震の発生に備えておいていただきたいと思います。
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