【地震の前兆現象】関東に気になる地震雲が出現~釧路沖地震(M6.4)、鳥取地震(M6.6)の時と同じタイプ~(10月30日)
地震雲が発生する仕組み
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波というのは雲を形成するので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測はできます。
地震雲の種類についてはこちらをご覧ください。
関東に気になる地震雲が出現(10月30日)
投稿者 :ちろさん
日 時 :2022年10月28日12時
場 所 :首都高東京料金所付近
コメント:首都高東京料金所付近で線を引いたような雲が出ていました。
東京都台東区付近を走行中にも同じ様な雲が出ていたのですが、この写真よりはぼんやりとしていたため気象の雲か区別がつきませんでした。
私は気圧による頭痛もちで実際に気圧のアプリで確認してみたところ、この辺りはこれからやや気圧が下がる傾向にある様です。気象雲でしたら失礼しました。
投稿者 :sugarさん
日 時 :2022年10月28日12時
場 所 :東京都 品川駅
コメント:レオさんこんにちは!新幹線で品川駅の手前あたりからふと外を見たらこんな雲がありました。
写真の方角はたぶん千葉方面だと思います。
これは「断層形(だんそうがた)地震雲」かも知れません。
このタイプは大規模な雨雲とよく似ているので、天気予報や雨雲レーダーを確認する必要がありますが、天気予報は晴れ、そして雨雲レーダーにも映っていませんでした。
ですので、地震雲の可能性が高いと思われます。
このタイプは、2005年に発生した釧路沖地震(M6.4)の時や2016年に発生した鳥取地震(M6.6)にも現れていたので、かなり注意が必要な地震雲です。
そして、先日もお伝えしたように、千葉県で関東大震災(推定規模M7.9)や阪神淡路大震災(M7.3)の前兆現象と同じ現象が続いているので、やはり、関東でかなりの規模の地震が近いのかもしれません。
後ほど掲載しますが、東京で観測していただいている大気中のラドン濃度の数値が急落して「20」を割ったとのご報告をいただいていますし、こちらも後ほど掲載しますが、29日と本日(30日)にTEC(電離層の全電子数)に強烈な異常が現れています。
ですので、関東にお住まいの方だけでなく、日本全国どこにいても防災意識を最大レベルに高めておいていただきたいと思います。
[このページはここまで ですっ!]