【地震予知・前兆現象】TECの異常について~「法則発動レベルではないものの、連日異常は現れています」「異常出現回数は191回」~(9月4日)[No.0586]
TECの異常について(9月4日)
この1ヶ月強の間、『※TECの法則』発動レベルに達していなかったので、TEC(Total Electron Content=電離層の全電子数)の異常についてお伝えしていませんでしたが、現在も連日のように異常が出現している状況です。
※日本列島全体が赤く表示される(もしくは黒く表示され赤い点が出現する)と、数日以内に日本のどこかでM5~の強い地震が発生するという法則。
(7月26日~9月3日までのTEC一覧)
この1ヶ月ちょっとの間、日本列島全域に強烈な異常は出現していませんでした。8月18と30日はかなり強い異常となっていますが、法則発動に至った日はありませんでした。
そして、本日(4日)のTECです。
西日本方面にかなり強い異常が現れていることが確認できます。これで異常出現回数は191回目となります。
一覧を見ると、西日本方面に異常が現れることが多いようです。
2月11日から始まった一連の異常ですが、現在もこのように異常が現れており、一時期は毎日法則発動という状況となっていましたが、幸い、現在に至るまで異常に対応する震災級の大地震は発生していません。
東日本大震災(M9.0)の時は法則発動が10日ほど続いてからの地震発生となりました。
東日本大震災の時のパターンとは明らかに異なっており、もしかすると、再び法則発動レベルの異常が現れ、その後に発震となることも十分に考えられます。
兎にも角にも、東日本大震災以来11年ぶりの長期的な異常出現ということで、このまま何も起こらずに済むという可能性は極めて低いのではないかと思われます。
ですので、防災意識は常日頃からしっかりと高めて、有事の際には落ち着いて冷静な行動を取れるよう備えておいていただければと思います。
引き続き、TECの異常を注視していきます。
[このページはここまで ですっ!]