【怪談祭り2022】みなさんからの投稿~母の幼き頃の話~(8月18日)[No.076]
スポンサーリンク
母の幼き頃の話
投稿者:小豆さん
投稿日:8月13日(土)
これは私の母の幼き頃の話になります。
母は初孫です。母をとても可愛がってくれていた父方の祖父が亡くなった時の話しだそうです。
祖父が亡くなったお通夜の日に、母は亡くなった祖父に追いかけられたそうです。
幼くても何故か本能で?捕まったらいけないという思いで必死に逃げたそうです。
捕まりそうで後、一歩の所で捕まらずに逃げる…そんな事を繰り返しても大人達は、沢山周りにいるのに話に夢中になり、只、子供が走り回っているくらいにしか思ってもらえずにいたみたいで、助けを求めても誰も相手にしてくれなかったそうです。
捕まらない様に逃げる!!捕まりそうになる!
最後は泣きながら走り回っていると、祖母が手を掴み抱きしめたことで事なきを得たそうです。
もし、あの時捕まっていたら…この世に母はいなくて私も産まれてはいなかったかも?です。
母はそれから大人になって『眉毛が痒くなると誰かが急に訪ねて来る』とか、親戚が亡くなる前とかには決まって体調が悪くなり、近しければ近しい程寝込む、激しい頭痛などで体調に変化が…。
最近は段々と眉毛伝説は薄れてきましたが、私も遺伝か波動が合うと見たり感じたり、匂ったりと色々と第六感が働きます。
お盆ですが、どうしても近づけないザワザワする親戚の眠る霊園もあります。
ちなみに両手親指に仏眼がしっかりあります(汗)
スポンサーリンク
[この怪談は…ここまで……です…]
スポンサーリンク