【怪談祭り2022】プレイバック編~中学3年生の時に体験した話~(8月18日更新)[No.073]
2022/08/18
中学3年生の時に体験した話
投稿者:幌筵(パラムシル)さん
投稿日:2020年8月3日(月)
これは私が中学3年生の時に体験したお話です。
夏休みが終盤に差し掛かった頃の夕暮れ時、いつものように自転車で某市(私が住んでる街)をぐるぐる回ってました。
ある踏み切りに近づいた時、カンカンカン…と音が鳴り、遮断機が降りました。
私は踏み切りの手前で止まりましたが、見覚えのある制服を着た女子学生がそのまま踏み切り内に入っていきました。
『え?』と思い、声をかけようとした瞬間、彼女は電車に轢かれてしまいました。
電車が通過した後、急いで踏み切り内に入りましたが、轢かれた女子学生の姿、血痕はどこにもありませんでした。
『おかしいな…』と思いつつ家に帰りました。
その夜、同級生から電話がありました。『こんな夜遅くに何の用だ?』と思いながら受話器を取ると、
同級生「なあ、覚えてるか?」
幌筵「え?何が?」
同級生「ちょうど3年前、○○君(友達の名前)の姉が学校帰りに踏み切りで電車に轢かれて亡くなった事だよ。今日、命日だろ。」
幌筵「……?!」
『あの女子学生は○○君のお姉さんだったのか?』
『そう言えば、花がお供えされていた』
私は急いであの踏み切りに行き、途中で買った花をお供えして、黙とうを捧げました。
帰ろうと後ろを振り返った時、例の女子学生が立っていました。
彼女はいつも私に優しくしてくれて、お世話になってました。彼女の事を忘れてしまっていた事を謝りました。
彼女は私の頭を撫でてくれて、にっこり笑って消えていきました。
涙を流しながら家に帰ったのを覚えてます。彼女の事は一生忘れません。
彼女からの強いメッセージ(8月18日) NEW!
投稿者:えーちさん
投稿日:8月17日(水)
こんにちは。いつもありがとうございます。
この前のけんちゃんこさんの時の様に霊視のアドバイスを求めていらっしゃる方の場合は比較的投稿させて頂きやすいのですが、そうで無い場合は中々余計なお世話になってしまう様で気が引けてしまうのですが。
やはりメッセージを受け取った以上はどうしてもお伝えしたくご迷惑かと思いますが投稿させて頂きました。
パラムシルさんの怪談プレイバックのお話についてです。私はこのサイトに投稿し始めてまだ日は浅いですが、パラムシルさんは名前をよく拝見します。
もしもこのメッセージが運よく掲載されたとしたらチラッとでも良いので読んで下さると有難いのですが。でも勿論ご迷惑な場合はスルーして頂ければと思います。
今のお年が分からないのですが、ご自身が中学生の頃のお話で、それもその女性の三度目の命日のお話。尚且つプレイバック自体も2年前のお話なので相当前のお話かと。
お話を読んでいて、1度目は無念の思いがまだまだ強く感じました。でも何もメッセージは届かず又時間を置いて二度、三度と読んでみました。
只、読む度に少しずつ無念の思いが薄らいで来ていたのでやはりレオさんがプレイバックで又再掲載して下さる事はとても良いことだなとつくづく思いました。
三度目でやっとメッセージが届きましたのでどうしてもお伝えしたく投稿しました。夏休みが終盤に差し掛かった頃のお話だとの事なので、その女性の命日にはまだ間に合いますか?間に合えば良いのですが。
パラムシルさんがお話の最後に、『彼女の事は一生忘れません』と書いておられました。
『彼女はパラムシルさんの頭を撫でてにっこり笑って消えて行きました』との事ですが、これから先、彼女の命日近くになって彼女の事をふと思い出した時は、その時の笑顔の彼女の姿を思い出して欲しいそうです。
その時の姿のまま覚えておいて欲しいそうです。それが彼女からの強いメッセージ【願い】でした。
お節介すみませんでした。読んで下さってありがとうございました。
[この怪談は…ここまで……です…]